2015年10月31日

来年末までのアフガン撤退を断念=伊藤力司

 オバマ米大統領は10月15日、アフガニスタン駐留米軍を2016年末までに撤退する計画を見直し、同大統領の任期が終わる2017年以降も5500人規模の兵員を残留させると発表した。ブッシュ前政権が2001年に始めたアフガン戦争終結は、イラク戦争終結とともにオバマ政権の重要公約だったが、現地情勢の急速な悪化で断念に追い込まれた。
 大統領の決断は現地米軍の強い要請によるもので、アフガン駐留米軍トップのJ・キャンベル司令官は10月初め米議会で証言。14年前に米軍が政権から追放したタリバンが近年急速に支配領土を拡張していること、イラクやシリアで暴れている「イスラム国」(IS)を名乗る過激派が、アフガンにも勢力を広げていることを警告した。

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世界の中の日本の軍事化=吉原功

 シリア難民が西洋諸国に押し寄せ止まるところを知らない。ギリシャや他の財政困難国を抱えるEUのさらなる試練だ。
 ロシアがシリア領内を空爆しイラン、トルコがそれを支持、米国は独裁政権を支援するものと非難している。米国が理不尽な理由で開始したイラク戦争がシリア難民の原因となったことは周知の事実だ。その米軍がアフガニスタンで「国境なき医師団」の病院を「誤爆」し多くの医師と住民を殺傷した。日本ではその米軍を、世界のどこにでも出かけて行って支援する法律が「成立」した。それを受けてテロリスト集団「イスラム国」は日本人をターゲットにすると明言している。
 世界は、日本は、いったいどこに向かっていくのであろうか。

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11月のJCJジャーナリスト講座 新聞、テレビ報道の現場から

 秋のジャーナリスト講座は11月も開催する。7日は午後1時半から「地方紙記者の新たな役割――中央と地方の複眼思考」と題して、神奈川新聞の松島佳子記者と信濃毎日新聞東京支社報道部長の五十嵐裕記者が語り合う。
 中央紙とは異なる地方紙の最近の動きを追う。会場は東京・神保町の岩波セミナールーム。
 続いて18日午後6時半から「組織内記者の働き方――新聞社に就職して記者になるとは」のテーマで共同通信編集局企画委員の美浦克教記者が講演する。会場は同セミナールーム。
 11月23日午後1時半からは、日本テレビ報道局チーフプロデューサー、谷原和憲氏(「真相報道バンキシャ!」を担当)が登壇し「テレビ報道番組の現場」について話す。会場は東京・日比谷図書文化館小ホール。
 資料代は各回1000円。要予約で、申し込みは左記に氏名、希望日、連絡先を明記しメールで。
メールアドレス:mailto:jcj13kouza@yahoo.co.jp

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創立60周年迎えるJCJ 11月29日に記念シンポジウム

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は今年、創立60年を迎え、11月29日に東京で記念シンポジウムを開く。テーマは「アベ政治を許さない! ジャーナリズムは何をどう伝えるか」。憲法違反である戦争法(安保法制)の廃止をめざし、ジャーナリストと市民が決意を新たにする場にする。
 シンポジウムではテレビジャーナリスト金平茂紀氏が問題提起をし、東京新聞政治部長の金井辰樹氏、弁護士の大江京子氏、SEALDs(シールズ)の学生が発言し、ジャーナリズムの今後の課題・役割を明らかにしていく。詳細は次の通り。
日時 11月29日(日)午後1時半から4時半
会場 エデュカス東京(全国教育文化会館)7階ホール(東京都千代田区二番町12の1)
参加費 1000円(学生500円)
▼交流会 同シンポ終了後、午後6時から同じ会場で「JCJ60周年記念大交流会」を開催する。こちらは立食形式で参加費5000円(学生1000円)。要予約。大交流会に参加希望の方は事前にJCJ事務局までファクスか、メールで申し込む。
▼ファクス03-3291-6478 メール:office-JCJ
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2015年10月25日

【今週の風考計】10.25

運転手のいないリニア新幹線が、東京─名古屋間286キロを、超電導磁気による浮上走行・時速500キロの猛スピードで駆け抜ける。その9割近くは、地下深度30〜1400メートルのトンネル。乗客は真っ暗な中を、気圧変動にさらされ、耳がおかしくなったまま40分。まさに“悪夢の超特急”でしかない。23日、同名の書籍で本年度JCJ賞を受賞した樫田秀樹氏が、着工目前となったリニア中央新幹線の、計り知れぬ自然・生活環境破壊の危険性について、JCJ出版部会の講演で明らかにした。トンネル掘削による周辺の河川や沢での水枯れ、静岡県の大井川は毎秒2トン減水する。膨大な掘削残土の処理は、南アルプスの長野県大鹿村では1日1700台のダンプカーが村を通り抜け、12年も続く。ダンプの騒音や土埃による健康への影響が心配だ。リニア走行で発生する強力な抵周電磁波が要因の健康障害も危惧される。岐阜県東濃地区にはウラン鉱床が集中する。これを掘削すれば肺がんに結びつくラドンガスが発生する。活断層破砕による地震発生、絶滅危惧種の野鳥や植物の消失、自然破壊は極まりない。JR東海は住民の疑問や声に耳を傾けず、「そこのけ、そこのけリニアが通る」と強引だ。<ストップ!リニア>の運動を広げよう。(2015/10/25)
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2015年10月22日

【録画】10・19 戦争法廃止! 千代田リレートーク

 戦争法強行採決から1か月。10月19日には全国で抗議集会やデモが繰り広げられた。東京・千代田区では区議7名が超党派で呼びかけたリレートーク集会が神保町交差点で行われた。幅広い市民の参加を得て、戦争法廃止のための野党共闘とそれを実現する政府を、市民のチカラでつくることを確認した。集会参加者は、その後、国会前の抗議行動(9500人)に合流した。
収録:Fma(自由メディア) 収録時間:約45分


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2015年10月18日

【今週の風考計】10.18

●キャベツ1玉310円、生サンマ1尾380円! 食欲の秋なのに溜め息が出る。これも天候不順や公海上での乱獲が影響している。農家の人々や漁師さんの苦衷は如何ばかりだろう。●そこにTPPとくる。国民には全く秘密にしたまま、交渉を続けての「大筋合意」が、明らかにされるや、日本の農業・水産業を壊滅させ、食料自給に破壊的な影響を及ぼす、恐るべき内容であるのがはっきりした。●野菜100種類・水産物340品目にかけている関税が、全て撤廃される。コメ、牛・豚肉、乳製品、麦、砂糖の重要5項目を「聖域の確保を最優先」とする国会決議にも違反して恥じない。まさに売国交渉だ。●鰹のタタキやヒラメの縁側、カボチャやブドウのピオーネも、みな外国産に席巻されるのか。加えて日本の「食の安全」が脅かされる。遺伝子組み換え作物や防かび剤を噴霧したオレンジやグレープフルーツ、抗生物質づけになった食肉が、私たちの食卓にドット入ってくる。人の体内で耐性菌が増えて、病気のときに抗生物質が効かなくなる。●食品添加物の危険性だって見逃せない。日本の認可は814種類。だが米国は倍の1612種類。タール色素やアルミ化合物が入った輸入食品を知らずに口にする。国民の健康や命にもつながる安全をなげうって、多国籍企業の利益に奉仕するTPPから、すぐに脱退せよ。(2015/10/18)
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2015年10月14日

権力監視の緊張感を保て/安保法制成立で敢えて朝日の責任を問う=吉竹幸則

 国会を取り囲む多くの人々の声もむなしく、違憲安保法制が成立し、もう1か月が経とうとしている。安倍政権の暴走を止められなかった最大の責任は、もちろんアベノミクスにごまかされ、安倍政権に議席を与え過ぎた国民にある。しかし、こんな時にこその護憲メティアであったはずだが、その姿はあまりにも弱々しく、政権の横暴に立ちはだかる力には、なり得なかった。
 やがて迎えるだろう「憲法9条改正」の正念場を考えれば、二度と今回のような体たらくを繰り返すわけにはゆくまい。事態が一段落したこの時期に、護憲メディアの代表格・朝日新聞の軌跡を追い、朝日のジャーナリズムを再生するために何が必要かを考えておくことにする。

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2015年10月11日

【今週の風考計】10.11

微生物→素粒子→原発被曝→対話とくれば、今年のノーベル賞が授られた、各分野の業績テーマ。まさに肉眼では見えない対象を追求してきた、地道な努力の結晶が評価された。喜ばしい。医学・生理学賞の大村智さんは、土の中に生息している放線菌の効能を生かし、失明に至る目の病気を治癒する方法を開発し3億人を救う。「私の仕事は微生物の力を借りているだけ」と謙遜する。また素粒子ニュートリノに質量があることを明らかにして、物理学賞の梶田隆章さんは、「宇宙にはわからないことがいっぱいある」と謙虚だ。チェルノブイリ原発事故による被曝の実態を記録した『チェルノブイリの祈り』で、文学賞を受けたベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシェービッチさんは、福島原発事故は「人類全体にとっての悲劇です」と述べる。さらに平和賞は「チュニジア国民対話カルテット」。北アフリカ・チュニジアで、イスラム勢力と世俗勢力の歩み寄りを促し、民主化を進めた取り組みへの授与。共通するのは、すぐに実効を上げようと躍起になったり、スローガンを掲げて大言壮語などしていないことだ。安倍政権も見習え。<一億総活躍>とハッパをかける前に、国民一人一人の、表面からは目に見えない生活の声に耳を傾けよ。(2015/10/11)
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2015年10月08日

【録画】10・02 安倍政権NO! 大行進

 10月2日、日比谷野音の集会と銀座大行進の録画です。2万人が参加しました。「戦争反対」「安倍内閣打倒」の声を夜空に轟かせました。
収録:Fma(自由メディア) 収録時間・77分

YOUTUBE: https://youtu.be/Qr4Muf6LGH4

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2015年10月04日

【今週の風考計】10.4

たまに立ち寄るギャラリーを覘くと、動物を擬人化した絵やオブジェが陳列されている。増田泰子展とある。とりわけ細長い小さなヘラ状の流木の上に、建物や動物などが並ぶミニチュアに目がいく。よく見ると教会、犬のブルドック、オトギリソウ(?)の花だ。木の台座に細い鉄棒で据えられた流木が、海に浮かぶ島に見え、その島にある3つのミニチュアが、またホノボノとした空間を作り出している。なんと本人がいて、「千葉・幕張の住まい近くの海岸に打ち上げられた小さな流木を拾い、その上に、20年前に行ったイタリア・ムラーノ島などの風景を思い浮かべ、粘土や金属で作ったミニチュアをおいた」という。いまは生まれ故郷の長野県上田市の実家に移り、喜寿の両親を見つつ、家を「心の花美術館」(ホームページkokohana-artmuseum.com)へ改築。オープンして1年半。それまではムサ美を卒業し、就職した会社のオトコ支配が基で鬱となり退職。アルバイトしながら制作に励む。子供が生まれて命の尊さを実感。さらに在宅ヘルパーの仕事を通じ、与えられた命は無駄にできないと発奮、人間社会の縮図をユーモラスに表現した作品に傾注しているという。偶然とはいえ、表面からは窺いしれない、一人の女性の歩みに驚かされた。(2015/10/4)
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2015年10月02日

武器輸出拡大も「平和のため」とうそぶく安倍自公政権=国連総会で惨めな破綻ぶりをくっきり露呈

▽「平和」名目に武器輸出促進 防衛装備庁を発足

 安倍自公政権は、昨年4月、武器輸出を原則解禁した防衛装備移転三原則を閣議決定した。それに基づき「防衛装備庁」を1日、発足させた。
 防衛省の外局として、武器の輸出や購入、他国との共同開発を一元的に担う。<官民一体で武器輸出を促進する司令塔>(東京新聞)となる。
 同紙は<「紛争当事国への輸出を認めない」とする原則は、相手国が日本の事前同意なしに再輸出したり目的外使用したりする事例を認めており、日本製の武器や部品が知らない間に紛争地で使われる余地がある>と指摘、<武器に関する権限が集中して防衛企業との関係が密接になり、汚職の温床になるとの指摘もある>と伝えている。
 また、以下の重大かつ深刻な問題を指摘している。いままさに、こうした報道が大切だと思う。

(JCJふらっしゅ「ニュースの検証」=小鷲順造)


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2015年10月01日

NHK退職者有志が、役員及び幹部職員に宛てて『手紙』

 NHK退職者有志は、NHKの籾井会長以下全理事、本部局長・部長クラスの管理職、大阪・名古屋などの局長・副局長・部長、各放送局局長・放送部長に宛てて、手紙「NHK役員および幹部職員の皆様へ」を発送する。
 1日16時半には、渋谷の放送センター視聴者部に手紙を持参して申し入れを行うほか、同日、日放労にも手紙を届け、退職者有志の取り組みへの理解を求め、懇談を予定している。※追記:7日には、この手紙への賛同署名を開始した。
 同有志は、NHK幹部への手紙を思い立った背景などについて、以下を挙げている。

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