2016年07月31日

【今週の風考計】7.31─植村裁判が明かす「週刊文春」の罪と罰

暑い週が始まる。今晩にも新しい都知事が決まる。明けて1日、臨時国会が召集され、3日に内閣改造と自民党役員人事。幹事長ポストをめぐり、思惑がらみの駆け引きが激しい。5日にリオ五輪開幕。だがドーピング問題でシコリが残り、開催国ブラジル・ルセフ大統領の弾劾法廷の行方も定かならず。6日は広島原爆の日。安倍首相は「非核3原則」堅持を、最初から挨拶で入れるか注目だ。みな、それぞれに問題ぶくみ。そして鳥越俊太郎さんを、選挙期間中に、性犯罪に関与したかのように煽った「週刊文春」の罪も見逃せない。人権侵害・名誉棄損も平気、メディアの矜持もない。これまでにも「週刊文春」は、25年前に元朝日新聞記者・植村隆さんが書いた、元従軍慰安婦の証言記事を「ねつ造」と非難した。それを機に、退職して北海道に住む本人と家族に対し、殺害をも明示する酷い脅迫が相次いだ。植村さんは名誉回復を求めて、「週刊文春」を発行する文藝春秋社と大学教授・西岡力氏を名誉棄損で訴えている。その口頭弁論が8月3日(水) 午後3時から、東京地裁の103号法廷で開かれる。さらに午後4時15分から、近くの弁護士会館で報告集会&シンポもある。ぜひ参加を。(2016/7/31)
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安倍暴言が邦人犠牲招く─ダッカテロ事件=伊藤力司

 バングラデシュの首都ダッカで7月1日夜、高級飲食店が武装したイスラム過激派に襲われ、日本人7人が犠牲になった事件は、戦乱やテロが日常的な中東でなくアジアで、しかも世界でも有数の親日国で起きたテロ事件だけに日本中に一大ショックが走った。
 この国の2007年世論調査で、「国民が世界で最も好きな国は」という設問に挙げられたトップは日本だった。今もアニメの「ドラえもん」は国民的な人気番組だし、輸入車もほとんどが日本車。中国などに比べて人件費が格安で、日本企業の進出も急速に増加中だ。

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NHKは会長選考の改革を/来年1月任期切れ 27市民団体共同で要請=河野慎二

 来年1月で改選期となる籾井勝人NHK会長の後任選考が本格化するのを前に、JCJと「放送を語る会」など、全国27のNHK問題を考える視聴者・市民団体は7月11日、「真に公共放送にふさわしい会長が選ばれるよう、選考過程の抜本的改革を求める」申し入れ書をNHK経営委員会(石原進委員長)に提出した。

◇籾井言動への批判高まる 会長の公募・推薦制導入

 その中で、第1に籾井現会長の再任は絶対にしてはならないことを求めている。籾井会長に対する批判の高まりはピークに達している。NHK予算の国会承認に際しても、籾井会長の数々の言動を問題視し、経営委員会の会長選考の在り方に異例の注文をつけた付帯決議を採択している。

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放送法4条撤廃したら米国の二の舞いか/元NHKプロデューサー永田氏講演=小滝一志

 6月18日、都内で「報道の不自由とテレビの危機〜国連『表現の自由』特別報告者デビット・ケイ氏の報告を受けて〜」の集会が開かれた。ゲストは、2001年NHK番組改変事件当時、「ETV2001」のプロデューサーだった永田浩三氏(現在武蔵大学教授)、主催は「NHK報道を市民の手にネットワーク」。
 永田氏は最近のニュースと報道番組を具体的に取り上げながらテレビの危機的状況を告発。  「私は『クロ現』に8年携わり、内5年は編集責任者だった。3月で降板した国谷キャスターがお手本にしていたのは、『フェアであること』を最も大切にしていたテッド・コッペル(米ABC『ナイトライン』で25年間アンカー)。降板のきっかけになったともいわれる菅官房長官とのインタビュー(昨年7月3日放送)では、国谷さんは国民が聞きたいことを代弁してぶつけたに過ぎず、のらりくらりと回答を回避した官房長官こそ責められるべきではないか」

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2016年07月24日

【今週の風考計】7.24─斉藤茂男さんが縁の不思議な出会い

7月18日午後2時過ぎ、買い物帰りの道筋に当たる、東京都・小平霊園内で、偶然にもJCJ代表委員だったジャーナリスト・斉藤茂男さんのお墓を清掃する婦人に遭遇した。前々から、ここが斉藤家の墓所とわかっていた筆者は、近寄って尋ねると、彼女は未亡人であると応え、「とうに13回忌は過ぎましたが、お盆なので草取りをし、お線香をあげに」と話してくれた。都知事選挙に立候補した鳥越俊太郎さんは、斉藤茂男さんを心から尊敬し、今でもJCJ会員として頑張っておられる旨、近況を話すと、嬉しそうに何度も頷いた。この出会いに触発されたのか、2週間前、これも偶然にブックオフで見つけ、108円で購入した石川達三『生きている兵隊』(中公文庫・初版)を読み通した。雑誌「中央公論」に発表当時、検閲を考慮し伏せ字にされた箇所を傍線で引いて復活した復元版。中国侵略に走る日本軍の南京虐殺を描いたルポルタージュ文学の傑作である。この中公文庫は、1999年7月18日発行と奥付にある。不思議にも享年71でなくなった斉藤茂男さんの四十九日にあたる。そして石川達三のご子息・石川旺(上智大学新聞学科名誉教授)さんが、今月の機関紙「ジャーナリスト」に、大手新聞の参院選挙・世論調査のずさんさに関して、コメントを寄せてくれている。この不思議な出会い、これも斉藤茂男さんが縁だ。(2016/7/24)
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「護憲」をあきらめるのはまだ早い――参院選投票結果が語るもの=吉竹幸則

 今回の参院選で改憲勢力が3分の2になった。
 既成マスコミは「与党圧勝」を伝え、改憲発議は不可避とのあきらめムードも一部に広がっている。でも、そうではない。昨年の違憲安保法制阻止で国会を取り巻いた市民運動の成果は確実に上がっているのだ。
 投票結果からそれを分析出来ない今の記者の力量にも、私は疑問を感じる。3年踏ん張れれば――。市民グループはその間、どう闘うか、闘えるかである。
 今回の投票結果を見て、一番改憲に焦りを強めているのは安倍晋三首相本人だという。自民党筋から流れて来た話だ。安倍氏が何故、焦っているのか。今回の獲得議席数を詳しく見れば、簡単に分かることなのだ。

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2016年07月23日

2016年度JCJ賞の発表について

2016年7月19日
日本ジャーナリスト会議(JCJ)
事務局長 橋詰雅博
JCJ賞推薦委員会 大場幸夫

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は、1958年以来、年間の優れたジャーナリズム活動・作品を選定して、「JCJ賞」を贈り、顕彰してきました。今年で59回になります。7月16日の選考会議で、別掲の7点を、受賞作と決定しました。なおJCJ賞の贈賞式を下記の通り開催いたしますので、ご参加のくださいますよう、お願い申し上げます。

贈賞式:8月13日(土)13:00〜 日本プレスセンター・ホール(東京・内幸町)
カラー16/8月集会表1.jpg

日本プレスセンター・ホール/アクセス

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2016年07月17日

【今週の風考計】7.17─鳥越俊太郎さんを、東京都知事に!

●私たちは、全力で応援します。鳥越さんはジャーナリストとして、事実をつかむ力、真実をかぎ分ける力は抜群。●彼がキャスターを務めていたテレビ番組で、<桶川ストーカー殺人事件>の深層を追う一連の報道は、「真実の追求と権力の監視を実践し、報道の信頼性を高め、報道被害の救済でも成果をあげた」として、2001年度の日本記者クラブ賞を受賞している。●その後も報道一筋。近年は、安倍政権の暴走を批判し、特定秘密保護法や「戦争法」に、法案が提出される前から反対してきた。改憲勢力が国会で3分の2を占めるいま、さらに日本をキナ臭さくさせていいのか。●日本の首都・東京で、平和と民主主義を守る運動の先頭に立ち、私たち日本ジャーナリスト会議の集会やシンポジウムにも、積極的に協力してくださり、「マスコミ9条の会」の呼びかけ人でもある。住んでよし、働いてよし、環境によしの実現に向け、大きく連帯の輪を拡げよう。●都知事選に絡み、売らんかな丸出しの週刊誌が、タメ記事を流しても、いっさい惑わされず、マスゾエ都政の「公私混同」、政治とカネをめぐる不祥事での混乱にピリオドをうち、都民による都民のための都政に転換しよう。このビッグチャンスを確実なものにしよう。(2016/7/17)
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2016年07月16日

“本末転倒”の蔓延と市民の孤立――「国民主権、基本的人権、平和主義など不要」と考える政治家たちの跋扈とメディアの萎縮・劣化

 今回の参院選は、日本の平和主義や民主主義、立憲主義などが重大な岐路にあるなか、マスメディアはその果たすべき役割を十分に発揮しなかった。「改憲」勢力が目論む「改憲策動」についても、その重大性をメディアが指摘したのは、開票後のことであった。
 破綻したアベノミクスについての検証や、安倍政権の粗雑な政治によって展望を見失っている日本経済、日本の福祉社会の近未来、貧富の格差・貧困の蔓延の実態、ひろがる劣悪な労働環境などについて、その「政治のせい」である部分について深掘り・検証が行われたとはいえず、意思決定の土台となる国民的な認識の共有、国民的な争点の共有は生まれなかった。
(JCJふらっしゅ「ニュースの検証」=小鷲順造)


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【鳥越俊太郎氏を支持するアピール】東京都知事選挙で鳥越俊太郎氏の勝利を! 住んでよし、働いてよし、環境によし――都民による都民のための都政を実現しよう=千代田区労協

 舛添要一前都知事は「公私混同疑惑」で辞任を余儀なくされ、7月14日告示、同31日投票で東京都知事選挙がたたかわれることになった。この選挙は、都民本位のくらしを守るという大命題とともに、安倍暴走政治に鉄槌を下す機会でもある。
 この都知事選挙に、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが立候補を表明した。その立候補を民進、共産、生活、社民の各党が支持・擁立、参議院選挙の1人区と同じように「野党共闘」が実現した。私たちはこれを歓迎する。

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2016年07月13日

経営陣は権力監視の緊張感を保て/部数大幅減での朝日株主総会=吉竹幸則

 部数減に歯止めがかからないまま6月24日、大阪・中之島のホテルで朝日新聞社の株主総会が開かれた。朝日批判の急先鋒である「週刊文春」のスクープばかりが目立つなか、「ジャーナリズムの使命は権力監視」を標榜する朝日に意地はないのか。だが、総会に出席してみて、経営陣の危機感の乏しさ、とりわけ「対権力」への緊張感の欠如に失望するしかなかったのだ。
 朝日は2014年8月の従軍慰安婦報道の検証記事以降、部数を大幅に減らしている。日本ABC協会調査では同年6月に740万部があったのが、社長謝罪会見後の10月に700万部と40万部急減。今年4月には660万部となっている。「1000万部」の発行部数を誇って来たライバルの読売も、4月部数は900万部を僅かに切るまでに減っている。しかし、やはり朝日の部数減が目立っている。その影響は広告費にも及んで、今期の朝日決算は総営業収入の2748億円で、前期比138億円減。しかし、社員の給与改革などの経費削減で営業利益は78億円、前期比40億円増を確保した。「減収」ながら「増益」決算を渡辺雅隆社長は誇らしげに報告した。

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2016年07月10日

【今週の風考計】7.10─「戦場のピアニスト」が泣いている

NATO首脳会議が、ポーランドの首都ワルシャワで行われた。「ワルシャワ蜂起」にまつわるソ連への怨念を乗り越え、東西冷戦が終結した後、EU諸国が参加する初めての重要な会議で、「第2のベルリンの壁」を設けるような決定をするとは何事か。「ロシア包囲網」の構築を目的に、ポーランドとバルト三国に4千人規模の多国籍軍部隊を、来年から派遣するという。合わせてミサイル防衛システムの拡充、サイバー空間の集団防衛など、新たな「鉄のカーテン」を引く時代へ、逆戻りする重大な決定をした。なぜポーランドが? わずか1カ月前、ポーランドは同国史上最大規模のNATO軍事演習「アナコンダ」を、自国の1万2千の兵士に加え、24カ国から2万人の兵士と戦闘車両3千台・艦船12隻を集めて実施したのだ。ポーランドとリトアニアに挟まれたロシアの飛地・カリーニングラード州の人々にも、不安や孤立の波が押し寄せるだろう。これでは、ショパンのみならず「戦場のピアニスト」が泣くのも無理はない。同時に開催された<対抗サミット>「戦争とNATOにノー」が言うように、「軍拡対応でなく対話と国際的連帯で平和を」でなきゃダメ。(2016/7/10)
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2016年07月09日

相次いだ「改憲勢力3分の2に達する勢い」報道――幸い、右翼カルトではない政党は、広範な市民の「野党は共闘!」の声に呼応して連帯している。

▽日本の「選挙直前報道」は、選挙民のためになっているのか?

 大きな選挙の度に問題になるいわゆる「選挙報道」。今回は「改憲勢力3分の2に達する勢い」の報道が序盤と終盤に大手メディアがいっせいに報じたことで、「これじゃ無党派が選挙に行く気をなくす」「選挙はふたを開けるまで結果はわからない、競馬の予想屋みたいなマネはやめろ」などの声が、あちこちから出た。
 当然の話だろう。
 公職選挙法は、第138条の3(人気投票の公表の禁止)で、「何人も、選挙に関し、公職に就くべき者(衆議院比例代表選出議員又は参議院比例代表選出議員の選挙にあつては、政党その他の政治団体に係る公職に就くべき者又はその数)を予想する人気投票の経過又は結果を公表してはならない」としている。

(JCJふらっしゅ「ニュースの検証」=小鷲順造)


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2016年07月03日

【今週の風考計】7.3─参院選に臨む宗教界の新しい姿勢

10日投票の参院選、カギは「憲法」にある。誕生して70年になる日本国憲法を守るのか、変えるのか。自民・公明両党は争点隠しに躍起となっている。選挙後に主権者の判断を仰がない「改憲」政策を強行するのは許されない。こうした「国民主権」を踏みにじる安倍政権のやり口に、宗教界でも生長の家は<「改憲」を急ぐ政党、および「戦争法」に賛成した政党とその候補者を支持しない>と表明している。続いて立正佼成会も賛意を表し、投票にあたって「いま一度、『信頼』できる政治を取り戻すために、私たちは主権者として、仏教徒として、この選挙に真摯に臨んで参ります」と<私たちの切実>と題する声明を発表した。それに引き換え、創価学会は公明党の支援部隊として、ひたすら安倍・自民党に追随し、集団的自衛権行使容認の閣議決定から「戦争法」の強行採決まで立憲主義を蹂躙しても、「下駄の雪」のようにくっついて離れない。いまチマタでは創価学会婦人部平和委員会編纂『まんが・わたしたちの平和憲法─平和への願いをこめてジュニア版』(第三文明社)の描く世相が、いまの安倍政権とそっくりだと、話題になっている。<「この道しかない」の先にどんな地獄が待っているか。公明党、学会員は今こそ、このマンガを熟読した方がいい>(日刊ゲンダイDIGITAL・6月30日付)という指摘には頷く。(2016/7/3)
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2016年07月01日

根絶できぬ暴行殺人事件 沖縄県民の願いは「普通の暮らし」=与那原良彦

 我々、沖縄に住む人々が望んでいるのはちっぽけで、ごく当たり前の願いである。普通の暮らしがしたい、ただそれだけである。米軍関係者の凶悪事件、航空機の墜落、部品落下への恐怖、殺人的な騒音、基地からもたらされる被害におびえることがない日常を求めているだけである。
 沖縄戦の犠牲になったひめゆり学徒隊の女生徒の一人は亡くなる前、「もう一度、弾の落ちてこない空の下を、大手を振って歩きたい」と悔しげに叫んだという。
 敗戦50年後の1995年、米兵3人による暴行事件が起きた。復帰後最大の規模になった同年10月の県民大会で高校生代表の女生徒は訴えた。「私たちに静かな沖縄を返してください。軍隊のない、悲劇のない、平和の島を返してください」
 2016年、元海兵隊の米軍属の男による暴行殺人事件で、20歳の女性の命が奪われた。戦後71年たって、何が変わったのだろうか。なぜ、沖縄だけが米軍基地があるが故に繰り返される事件や事故に苦しめられないといけないのか。沖縄の人々は怒りと悲しみだけでなく、若い命を守れなかったことへの胸をかきむしられるような自責の念にさいなまれている。

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「謝罪なし」オバマ大統領の広島訪問 核抑止と日米同盟追認=浅川泰生

 米国のオバマ大統領が5月27日、広島市の平和記念公園を訪れ所感を述べた。71年前、原爆を投下した国の最高権力者が、初めて原爆慰霊碑の前に立った。翌日の新聞各紙は、核兵器廃絶へ向けた高揚感が見てとれたが、大統領が語ったことと現実との落差は大きい。
 オバマ大統領の17分間の所感の中で、違和感を持ったのは、「空から死が降ってきて世界は一変した」という冒頭部分である。自然現象のような言い回しだが、発したのは核権力の頂点に立つ人物だ。 「安らかに眠ってください/過ちは/繰返しませぬから」と書かれた碑の前では、過ちは過ちといわなければならない。死者が安らかに眠るために。

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米に卑屈、奴隷根性の安倍首相は醜い=中村梧郎

 ヘビー級の王者だったモハメド・アリが亡くなった。黒人差別に抗って五輪金メダルを川に捨て、王座を剥奪されても「ベトナム人は殺さない」として徴兵を拒否した男だ。彼はリング外でも闘い、アメリカを裁いた。
 今年はベトナム戦争が終わって41年目。侵略したアメリカは大虐殺を展開したが敗北した。当時「沖縄なくしてベトナム戦争はありえない」と公言した米高官がいた。後になってマクナマラはあの戦争は間違いだったと「懺悔」したりもした。戦争中、沖縄へ行くと街はジャングル迷彩の軍服と車両で溢れていた。湾岸戦争後はそれが砂漠迷彩へと変わった。ベトナムが終わっても沖縄は侵略の足場にされ続けた。
 6月の県議選では県民の怒りが示された。翁長知事の与党が4議席増の勝利を収めたのだ。

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