【出版】 コロナ禍で激変する業界の動きに注目 

◆8月の書籍・雑誌販売額840億円(前年比1.1%減)。書籍433億円(同4.6%増)、雑誌406億円(同6.5%減)。月刊誌335億円(同6.8%減)、週刊誌71億円(同5.1%減)。返品率は書籍37.2%、雑誌40.1%、月刊誌39.9%、週刊誌40. 8%。
◆8月の書店閉店49店、7月14店に比べ増加─TSUTAYA(蔦屋書店)2店、未来屋3店、文教堂2店、くまざわ書店2店、書店とらのあな4店。
◆アマゾンジャパンが物流拠点を新たに府中9400坪、上尾2万2600坪、久喜4万5800坪、坂戸2万3500坪を開設し、合わせて21拠点となる。
◆集英社決算─売上高1529億400万円(前年比14.7%増)、当期純利益209億4000万円(同112.0%増)。雑誌638億9700万円(同24.4%増)、書籍103億2300万円(同16.4%減)。『鬼滅の刃』の大ヒット20巻で5000万部を発行、コミックスの売り上げ431億1400万円(同52.3%増)、コロナ禍を吹き飛ばす好決算の原動力となった。
◆光文社決算─総売上高184億7700万円(前年比9.0%減)、雑誌60億7900万円(同8.1%減)、書籍27億7800万円(同9.3減)、当期純損失24億200万円。2年ぶりの損失となった。とりわけ雑誌5月号が発売できず、合併号に加えて書店休業も相乗し、出広も減少が大きい。
◆出版協は「外税表示」の恒久化を要望。来年4月1日から消費税額を含めた「総額表示制度」が義務化されることに対し、「再販商品である出版物については、消費税率改訂のたびに事業者に新たな諸費用・負担がかかり、在庫書籍の絶版化を再び招きかねず、読者・消費者にとって最大の文化的不利益となる」との理由から、総額表示に反対の意思を表明している。
posted by JCJ at 01:00 | 出版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする