2022年01月21日

【焦点】五輪選手村訴訟、不当判決と高裁へ 25日に報告集会開く=橋詰雅博 

                           
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          原告団が中心の「晴海・正す会」1月17日号ニュース
 東京地裁が昨年12月23日に下した「譲渡価格は適正」という不当判決に対して五輪選手村訴訟の原告団は、25日(水)午後3時から江東区文化センターで判決内容の報告と控訴審に向けた意思統一を図る集会を開く。
 この訴訟は、東京・晴海の選手村用地を東京都がデベロッパーに投げ売り≠オたとして都民32人が小池百合子都知事らに周辺地価との差額約130億円を請求するように都に求めたものだ。
 住所側の訴えを退けた判決について、「違法性を認めず、極めて不当な判断」と批判した原告代理人は声明で問題点をこう指摘した。
 「脱法的な都市再開発制度が許されるならば、自治体の財産の直接譲渡行為では、地方自治法の規制をすり抜け、自由な価格で売却できることになり、再開発事業制度の公共性も、土地価格の公平性を担保する不動産鑑定制度も骨抜きになる」
 また都とデベロッパーとが事前に綿密な協議を行った記録を都に情報公開を求めたが、「破棄済みで公開できない」と拒否したことについて、公正であるべき行政が担保されていないと訴えた。
  報告集会に先立ち原告団と弁護団が12日行った会議では、裁判官の判断に多くの疑義が出た。
 建設工事費をわざと高くするため地下駐車場建設に関して明らかに事実誤認がある、官製談合について被告側証人の嘘と分かるような証言をもとに談合はなかったとする判断など多岐にわたっている。
 4年間審理された地裁から五輪選手村訴訟の舞台は東京高裁に移る。
 橋詰雅博
                          
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posted by JCJ at 01:00 | 焦点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする