2022年01月22日

【隅井孝雄のメディアウオッチ】世界のジャーナリズムの状況は

 米バイデン大統領主催する「民主主義サミット」が開催された(12/9〜20)。バイデン大統領にとっては以前からのことだが、集まった国は110カ国だった。バイデン氏は主催者であり代表格者だった。
 世界の自由な国の住民が「民主主義内の人口は前年の39%から20%に低下している」(ニューズ・ウイーク12/21)ことが明かされた。言論の自由が守られている国など少数派だ。昨年1年間で投獄されているジャーナリストが最大の293と過去最高を記録した。
 拘束ジャーナリストは中国で50人、ミャンマー26人、ヴェトナム23人、ベラッルーシー10人、エジプト。ヴェトナム、ベラルーシ(米国際NPOジャーナリスト保護委員会調べ、)。ロシアではプーチン大統領が12月下中に、スパイ意味する「外国のエージェント」という言葉をわざわざメディアに言わせる手法をとり、独立系の「メドゥーサ」などが標的になった。                         
 12/29日香港国家安全当局ネットメディア「立場新聞」編集幹部を、扇動的情報だとして逮捕、運営会社の資産6100役割0万香港ドル(日本円換算で約9億円)、凍結を余儀なくされた。「立場新聞は」6月に「りんご日報」香港国家安全維持法で廃刊に追い込まれたように、中国本土の政権はリベラル紙を徹底的に追い込みしている。「立場新聞」それぞれの立場によって、投稿を埋めていくスタイルで人気が高かった。
 ポーランドでは12/19、外国企業のメデイア所有規制を強化ことに全面的に反対するデモが全国各地で行われた。反政府的な実はポーランドのテレビ局民放TVN24の出資者である米ディスカバリー排除を狙ったものとみられる。
  国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RBF、本部パリ)は、米軍撤退後に成立したタリバン政権の下でジャーナリスト6割に当たる6200人が職を失ったと発表した。特に女性の失職は8割を超えた。昨年8/15前には新聞、テレビ、では報道機関数543社ジャーナリスト働いていた。新聞、ラジオ、テレビが国内117,900人いたが、しかし今では報道機関数312、ジャーナリスト4,360に減少した。
 隅井孝雄(ジャーナリスト)

posted by JCJ at 01:00 | 隅井孝雄のメディアウオッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする