2024年06月08日

【支部リポート】福岡 日常に近づく自衛隊 憲法集会 今年も協賛=白垣詔男

 福岡支部は、「NHKを考える福岡の会」の団体会員であるとともに、「九条の会福岡県連絡会」主催の「5・3憲法集会」「11・3憲法フェスタin福岡」の両集会に協賛をしている。
 4月6日(土)にあった「NHKを考える福岡の会」総会では、同会会長で弁護士の井下顕(いのした・あきら)さんが「軍靴が聞こえる今〜メディアに求められていること〜」と題して記念講演。井下弁護士は、「自衛隊関係の裁判」を8件担当しており、自衛隊が私たちの日常に近づいていて、「戦争ができる国づくり」に大きな役割を果たしていながら、隊内では、陰湿ないじめや私的制裁が横行している現状を紹介。今国会で審議している「自衛隊法案」が、実は米軍と一体となって訓練などを行うための自衛隊組織の指揮権を確立するものであることを解説した。
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 さらに、井下さんは、放送メディアに対して、政府寄りの姿勢になびかないよう強く要望した。
 5月3日(金・祝)の「憲法集会」には450人超が参加。例年のように九州交響楽団OBらで構成している弦楽四重奏団による「平和のためのコンサート」で「懐かしの昭和メロディー」と題して「津軽海峡冬景色」「花嫁(はしだのりひこ作曲)」などを演奏、アンコールにモーツァルトの「アイネクライネ ナハトムジーク第一楽章」を披露、大きな拍手を浴びた=写真=。

 その後の講演は、出水薫九州大学大学院教授が「憲法平和主義の再生のために―私たちは、どのように近隣国際関係を理解すべきか―」の演題で、憲法前文にある「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」を引用して、日本では近隣諸国からの「恐怖」と貧しい国民が多く「欠乏」も克服できず、憲法9条を実現できていないことから国民は努力しなければならないと、力説した。

 支部では7月13日(土)に定期総会を開く。記念講演は「九条の会福岡県連絡会」事務局長の村井正昭弁護士に「日米同盟の危険性」と題して講演してもらう。総会の記念講演は例年、「九州民放OB会」の勉強会と共催で開いている。
posted by JCJ at 01:00 | TrackBack(0) | 九州・沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする