2024年07月02日
【お知らせ】JCJの原点 「8月集会」開催します 8・17川崎 哲さん招き講演とシンポ=古川英一(JCJ事務局長)
「再び戦争のために、ペン、カメラ、マイクを取らない」は終戦から10年後にスタートしたJCJの理念であり、活動のバックボーンです。その理念が、来年には戦後80年を迎えようとしている日本で、今まさに試される事態に直面しています。
第二次安倍政権発足以降、菅首相、岸田首相への引き継がれた自民党政権はこの10年にわたって、憲法を骨抜きにし、軍拡への道をひたひたと突き進んできました。
JCJはこれまで8月、12月に集会を開き、JCJの理念を確認し合ってきましたが、コロナ禍で開催の中断をよぎなくされていました。JCJは今、平和を希求する市民と共に取り組む「戦争への道」に抗う一歩を踏み出すことを決意し、8月の集会を5年ぶりに開催することを決めました。
8月集会は8月17日(土)の午後、東京麹町のエデュカス東京を会場に開催。オンラインでの同時配信も行うことを計画しています。集会には川崎哲さん=写真=(ICAN・核兵器廃絶国際キャンペーン国際運営委員兼会長、ピースボートの共同代表)を迎え、講演していただきます。その後シンポジウムに移り、軍拡をくい止めるために、メディアや市民が何をするべきかなどを話し合います。また会員の皆さまから事前にメッセージを寄せていただくことなども計画しています。
詳細は改めてお知らせしますが、この集会を戦後80年へ向けた取り組みのキックオフミーティングにしていきたいと思っています。会員・読者、多くの市民の皆さんの参加を願っています。
JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2024年6月25日号