2008年07月09日

報道資料 2008年 JCJ賞の発表について

2008年7月9日
日本ジャーナリスト会議(JCJ)    

                             
〔代表委員〕石埼一二、亀井 淳
柴田鉄治、隅井孝雄、宮崎絢子
〔事務局長〕守屋龍一


メディア関係の皆さま

  日本ジャーナリスト会議(JCJ)は、1958年以来、年間のすぐれたジャーナリズム活動・作品を選定して「JCJ賞」を贈り、顕彰してまいりました。
 今年度は、7月5日の選考会議で別掲のように全5点の入選が決まりましたので、お知らせ申しあげます。
 なお、2002年からは「黒田清・JCJ新人賞」を併設しております。

 ◆選に当たりました選考委員は次の6人です。
 諫山 修(ジャーナリスト)、伊藤洋子(東海大学教授)、大谷昭宏(ジャーナリスト)、清田義昭(出版ニュース社代表)、柴田鉄治(ジャーナリスト)、中村梧郎(フォトジャーナリスト)

 ◆JCJ大賞には、賞状のほかに記念品として佐藤忠良氏制作のブロンズ像「柏」を、JCJ賞には賞状のほかに狩野炎立氏制作の陶額「光炎」を贈ります。
 黒田清・JCJ新人賞には、賞状と伊達伸明氏制作の木製オブジェ、および故黒田清氏の遺族出資による賞金50万円を贈呈します。

 ◆贈賞式は来る8月2日(土)午後2時より、日本プレスセンター・ホール(東京・内幸町)で行います。ご参加のうえ取材・報道をしていただけましたら幸いです。

    報道開始時間など

★この件の報道開始につきましては、格別の制約を設けておりません。

★お問い合わせなどは下記事務局までお願いいたします。

★日本ジャーナリスト会議の沿革や活動、JCJ賞のこれまでにつきましては、下記ホームページをご参照ください。
                             
日本ジャーナリスト会議(JCJ)
〒101-0064東京都千代田区猿楽町1-4-8
松村ビル401号
電話03-3291-6475、FAX;03-3291-6478
                                
ホームページ http://www.jcj.gr.jp
Eメール   jcj@tky.3web.ne.jp
担当者携帯電話 090-4969-2313(亀井)

 




2008年JCJ賞/黒田清JCJ新人賞

 
《JCJ大賞》

受賞作 〈新聞連載〉『新聞と戦争』(朝日新聞)
受賞者    朝日新聞「新聞と戦争」取材班
受賞理由  満州事変、日中戦争から太平洋戦争、そして戦後の占領へと続く時代に、朝日新聞は何を書き、何を書かなかったか。記者たちは何を考え、どう行動したのか。それらを事実に即して徹底的に検証した労作。自らの戦争責任を厳しく問い返して、日本のジャーナリズム史上、画期的な作品となった。

《JCJ賞》

受賞作 〈新聞キャンペーン報道〉『揺らぐ安全神話・柏崎刈羽原発/中越沖地震からの警告』(新潟日報)
受賞者    新潟日報報道部・柏崎刈羽原発取材班
受賞理由  2007年7月の中越沖地震で想定をはるかに超える揺れに襲われて停止したままの東京電力柏崎刈羽原発。甘かった対策、見落とされ、封印されていた断層、そしてそもそもなぜ未開の砂丘地に原発が…。「田中角栄金脈」の新たなスクープを含めて、原発の安全と電力問題の根源に迫った。

《JCJ賞》

受賞作 〈テレビ放送〉『セーフティーネット・クライシス/日本の社会保障が危ない』(NHKスペシャル)
受賞者     NHK制作局
受賞理由   生命と暮らしの最後の安全網ともいうべき社会保障が崩壊寸前にある現状とその原因、そして破れた網からこぼれ落ちる人々の生活実態を明らかにした。それぞれの現場のリアルなリポートと、スタジオの識者たちの的確な指摘とが結びつき、検証番組としての深い説得効果をあげた。
 
《JCJ賞》

受賞作 〈書籍〉『死刑/人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う』(朝日出版社)
受賞者     森 達也(もり たつや)
受賞理由   死刑は法的に確立し、執行されている。死刑廃止、存置の論議もさかんだ。しかし、実態としての死刑や生身の死刑囚を、自らの生きる時間・空間の中に共有しようとする人はまれだ。この本は裁判員制度のスタートを控え、「罪と罰」の究極を考えさせるノンフィクションである。


〔黒田清JCJ新人賞〕

受賞作 〈書籍〉『あの戦争から遠く離れて/私につながる歴史をたどる旅』(情報センター出版局)
受賞者     城戸久枝(きど ひさえ)
受賞理由   「中国残留孤児」として旧「満州」に育ち、日中復交前に奇跡の帰国を果たした「父」と、彼をめぐる中国の人びとの熱いかかわりを尋ねた実録。作者は留学して中国語と現地の生活を身につけ、10年にわたる徹底した踏査と歴史的な裏付けによって両国にまたがる大河的レポートを著し、世に問うた。

posted by JCJ at 15:18 | TrackBack(0) | JCJ賞情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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