2008年07月13日

マスコミ気象台

◇「死に神」回答に被害者の会不満で、再抗議へ
死刑執行の件数を巡り、朝日新聞夕刊1面のコラム「素粒子」が鳩山邦夫法相を「死に神」と表現した問題で、全国犯罪被害者の会(あすの会)は2日、朝日新聞社から「犯罪被害者遺族の気持ちに思い至らなかった」とする回答が届いたことを明らかにした。同会は「満足できるものではない」として、再抗議や再質問をする考えを示した。(「毎日」7月3日付ほか)

◇ネット記者に実刑判決
2日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニングポストなどによると、中国江蘇省南京市の裁判所は6月26日、米国に拠点を置く中国語ニュースサイト「博訊」に記事を執筆していた同市在住のネット記者孫林氏(52)に対し、社会秩序かく乱などの罪で懲役4年の実刑判決を言い渡した。博訊は、6月28日に貴州省で起きた大規模暴動も写真付きでいち早く報道するなど中国情報を精力的に伝えており、中国当局は国内からの接続を遮断している。(「読売」7月3日付ほか)

◇増えるTV字幕放送
総務省は、地上テレビ放送局が聴覚障害者や高齢者向けに流している字幕放送のうち、ニュースやスポーツ中継などを除く「字幕放送が可能な番組」に占める割合をまとめた。NHK総合は07年度に2年連続で100%となり、同省が「07年度に100%」と定めた目標を達成した。在京民放キー5局は89.0%(前年度比11.2ポイント増)で目標に届かなかった。(「毎日」7月2日付夕刊)

◇ソニーと松下が電子書籍「端末向け」撤退
ソニーと松下電器産業は2日、専用端末を使った電子書籍事業から撤退する方針を明らかにした。性能が大幅に向上した携帯電話向けの電子書籍配信サービスに押され、専用端末の売り上げが伸び悩んだことが要因だ。松下は今年9月、ソニーは2009年2月にサービスを終了する。(「読売」7月3日付ほか)

◇ヤフー検索部門の買収へMSに動き
2日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は、米マイクロソフト(MS)がインターネット検索2位米ヤフーの検索事業の買収に向けて、最近数日間にタイムワーナーやニューズ・コーポレーションなど、複数の米メディア大手に協力を打診していると報じた。(「読売」7月3日付ほか)

◇コンテンツ市場1.4%増
総務省情報通信政策研究所は2日、映像や音楽配信などといったコンテンツ市場に関する実態調査の結果を発表した。2006年の同市場の規模は、前年比1.4%増の11兆4494億円だった。携帯電話を通じた音楽やゲームソフトの配信が伸びた。(「日経」7月3日付)

◇大手ポータルへの記事提供、韓国3大紙が中止
米国産牛肉の輸入再開を発端にした韓国の反政府デモの余波がメディアにも及んでいる。朝鮮日報、中央日報、東亜日報の3大紙はポータルサイト大手「ダウム」に記事提供中止を通告した。ダウムの掲示板を使って一部のネット利用者が「政府寄り」とみなす3大紙の営業を妨害しているとの立場から講じた対抗措置だ。(「日経」7月3日付)

◇松下とNTTデータ、携帯ソフト開発で提携
松下電器産業は2日、NTTデータと携帯電話向けソフトウエア開発で提携すると発表した。松下系の携帯ソフト会社にNTTデータからの出資を受け入れ、ソフトを共同開発する。企業用システムを得意とするNTTデータと組み、携帯を利用した企業向けサービスを開発・提案する考え。携帯電話の国内市場が飽和するなか、ソフトの開発体制を強化して競争力を強める。(「日経」7月3日付)
posted by JCJ at 15:55 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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