2008年12月10日

マスコミ気象台

◇安倍元首相秘書ら週刊朝日と和解
週刊朝日の広告で名誉を傷つけられたとして、安倍晋三元首相の公設秘書ら3人が、朝日新聞社などに損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟は1日、東京地裁で和解が成立した。週刊朝日07年5月4、11日合併号の新聞広告に「長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との『接点』」と記載されたことなどが問題になり、朝日新聞社側は「秘書が事件や被告と関係があるとしたものではない」と表明し謝罪した。秘書らは損害賠償、謝罪広告などの請求は放棄した。安倍事務所は「多大な被害を受けたが、指摘を認めて謝罪したため、裁判所の勧めもあり和解した」と話している。(「毎日」12月2日付ほか)

◇湯浅誠氏に大賞〜「平和・協同ジャーナリスト基金賞」
平和運動や人権にかかわる秀作を作ったジャーナリストに贈られる「平和・協同ジャーナリスト基金賞」が1日発表され、「反貧困−『すべり台社会』からの脱出」(岩波新書)を書いたNPO自立生活サポートセンター・もやい事務局長の湯浅誠氏が大賞に選ばれた。奨励賞は、栃木県下で激増している自殺の実態と背景に迫った下野新聞社社会部の「命をつなぐ」ほかが選ばれた。審査委員特別賞(新人賞)には長岡野亜氏の「ほんがら」(ドキュメンタリー映画)が選ばれた。(「朝日」12月2日付ほか)

◇東映、デジタル対応へ東京撮影所刷新
東映は2日、映画やテレビ放送のデジタル化に対応するため52億円をかけて東京撮影所を改装すると発表した。2010年5月の完成を目指す。老朽化した旧スタジオを取り壊し、跡地にデジタル撮影に適したスタジオや音や映像などの複合編集施設を新設する。映画業界では撮影所の改装が相次いでいる。東宝は東京・世田谷のスタジオに約50億円をかけて改装したほか、松竹は来年1月に20億円かけて増設した京都映画撮影所をオープンする。(「日経」12月3日付ほか)

◇「ハリポタ」年間1位に〜今年の書籍ベストセラー
出版取次大手のトーハンは3日、2008年の書籍年間ベストセラー(07年12月〜08年11月)を発表し、J.K.ローリング著、松岡佑子訳のファンタジーシリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」(静山社)が、発行部数185万部で1位となった。2位は水野敬也著「夢をかなえるゾウ」(飛鳥新社)、3位はJamais Jamais著「B型自分の説明書」(文芸社)だった。(「日経」12月3日付夕刊ほか)

◇反戦集会盗撮で提訴
反戦集会の参加者を警視庁の警察官らが隠し撮りしたのは「集会の自由」やプライバシー権を定めた憲法に違反するなどとして、集会発起人の土屋公献・元日弁連会長や森井真・元明治学院大学長らが3日、都に440万円の損害賠償などを求め、東京地裁に提訴した。訴状によると、土屋氏らが10月13日、都内のホールで「戦争と貧困の強制に反対する集会」を開いた際、警視庁公安部の警察官らが会場に向かう参加者を近くの喫茶店からビデオカメラで撮影するなどした、という。(「東京」12月4日付ほか)

◇TBS昼ドラ、来春打ち切り
TBSの井上弘社長は3日の定例記者会見で、同局系で平日午後1時から放送されている昼ドラマ枠「愛の劇場」と、1時半からの同「ひるドラ」を来年3月で打ち切ることを明らかにした。4月からの大幅改編に合わせ、視聴率が伸び悩んでいる時間帯のてこ入れを図る。(「読売」12月4日付ほか)

◇ネット配信文章、審理対象にせず〜中国放送報道でBPO
テレビ局の番組内容の文章によるネット配信について、NHKと民放でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送人権委員会は3日、審理の対象にできないとする判断を示した。同委員会が放送局のネット配信について判断するのは初めて。理由として同委員会は「テレビ放送の基本要素である動画・音声が停止され、文字情報のみの状態でも被害が同質と見ることはできない」としている。(「朝日」12月4日付ほか)

◇「ニュース23」来春終了
TBSは3日、先月亡くなった筑紫哲也さんが昨年までキャスターだった報道番組「ニュース23」を、来年3月で終了させると発表した。代わって4月からは月〜金曜の午後6時から2時間枠の大型報道番組を始める。「筑紫哲也ニュース23」は89年に始まった。筑紫さんが降板後の今春に番組名を「ニュース23」としていた。(「朝日」12月4日付ほか)

posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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