2009年04月22日

「ミサイル」か「ロケット」か=岩崎貞明

 2009年4月5日(日)午前11時32分、政府は 「北朝鮮から飛翔体が発射された模様」と発表、これを受けてNHKと民放キー各局はそれぞれ、 通常番組からニュースに切り替えるなどして速報体制を取った。〈NHKとフジテレビは番組を中断し、ニュース特番に切り替えた。 TBSと日本テレビは放送中のニュース番組で伝えた後、通常の番組の一部を変更し、河村官房長官の会見を中心に伝えた。 テレビ朝日も放送中の番組内で一方を伝え、その後「L字画面」に切り換えて報じた。テレビ東京は番組の内容、編成は変えず、 速報スーパーで伝えた〉(『新聞協会報』4月14日付)ということだ。また、新聞各紙も号外を発行するなどして、いち早く速報を伝えていた。

 ところで、これらほとんどすべての報道における表現が「ミサイル発射」 となっていたことに、気を留めた方はどのくらいおられるだろうか。たとえば朝日新聞の号外の大見出しは「北朝鮮ミサイル発射」、 サブの見出しが「衛星名目、日本上空越える」となっていた。最初の段階では日本政府も「飛翔体」と発表していたはずで、北朝鮮は 「衛星打ち上げ」だと表明していた(この号外の本記には「飛翔体」という政府発表も言及しているし、 北朝鮮側の表明もリード部分で記述されている)。(いわさき・さだあき/放送レポート編集長)

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