2009年05月02日

マスコミ気象台

◇ユーチューブ韓国版、中傷防止へ動画投稿・書き込み中止
米検索大手グーグルの韓国現地法人は11日までに、グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」韓国版に関し、機能を制限して動画のアップロードや書き込みをできなくしたと発表した。インターネットを通じた「サイバー暴力」の被害が深刻な韓国では、今月からネット利用時に実名を義務化する制度の適用範囲が拡大され、ユーチューブも利用者の本人確認を行う必要が生じた。しかし韓国現地法人は米本社と協議し「匿名性が前提になった表現の自由」が重要として拒否。代替策として今回の措置を決めた。(「日経」4月11日付)
◇TVのネット配信促進、出演者の権利一元処理
テレビ番組のインターネット配信を円滑に進めるため、出演者らの権利処理を一括して受け付ける組織が5月にも設立されることが13日、明らかになった。芸能プロダクションで作る「日本音楽事業者協会(音事協)」など芸能3団体が窓口を一本化し、放送局が俳優やタレント配信許諾の交渉を進めやすくする。出演者すべてから了承を得る難しさが、テレビ番組をネット配信する際の最大の課題だった。新機構の発足で、多くの番組をネットで楽しめる環境作りが大きく前進する。(「読売」4月14日付ほか)

◇米ヤフー株、7%上昇〜マイクロソフトとの提携交渉報道で
インターネットサービス大手、米ヤフー株の13日終値は、前週末比7%高の14.42ドルと急騰した。ソフトウエア最大手のマイクロソフト(MS)とネット広告や検索分野で提携する交渉をしていると報じられ、収益改善への期待が高まった。MS株の13日終値は同0.4%安とほぼ横ばいだった。(「日経」4月14日付夕刊)

◇TBSに賠償命令〜生放送、承諾な顔映す
TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の生放送で承諾なしに顔を映された都内の男性がプライバシーを侵害されたとして、TBSやみのさんを相手取り、慰謝料など1100万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、TBS側に120万円の支払いを命じた。須藤典明裁判長はプライバシー侵害などを認めたが、みのさんへの請求は退けた。(「毎日」4月15日付ほか)

◇電子書籍を簡単作成〜ファンタジスタなど新サービス
サイト運営のファンタジスタとシステム開発のピーアンドエムは16日、手軽に電子書籍を作成できるサービスを始める。雑誌や無料誌、チラシなど紙媒体の体裁のままネット上に公開でき、一般利用者はページをめくるように閲覧できる。雑誌や書籍などの一部を試し読みとして公開したい出版社や会社案内などを提供したい企業などに売り込む。(「日経」4月15日付)

◇調書漏えい事件、取材協力の医師有罪〜奈良地裁判決
奈良県田原本町の母子3人放火殺人事件を題材にした単行本を巡る供述調書漏えい事件で、刑法の秘密漏示罪に問われた精神科医(51)に対し、奈良地裁は15日、懲役4月、執行猶予3年(求刑・懲役6月)の有罪判決を言い渡した。石川恭司裁判長は「少年の利益を図るためとはいえない。取材に対する協力としても、正当な理由があるとは認められない。被告の精神鑑定は医師の業務にあたる」と理由を述べた。プライバシー侵害を理由に取材協力者が逮捕された異例の事件だけに、今回の有罪判決は取材活動に影響を及ぼす可能性もある。(「毎日」4月15日付夕刊ほか)

◇朝日支局襲撃、新潮が誤報認め謝罪
朝日新聞阪神支局襲撃事件など一連の警察庁指定116号事件を巡り、週刊新潮が「実行犯」を名乗る島村征憲氏(65)の手記を連載した問題で、同誌は16日発売の4月23日号で「手記が誤報であったことを率直に認め、お詫びする」との記事を掲載することが分かった。同誌編集部によると、「週刊新潮は、こうして『ニセ実行犯』に騙された」と題して、掲載までの経緯を10ページにわたり検証。この中で「虚言を弄する証言者の本質を見抜く眼力がなかったことも深く恥じ入る」と反省しているという。(「毎日」4月15日付夕刊ほか)

◇北野誠さん不適切発言、松竹芸能が音事協退会
タレントの北野誠さんの不適切な発言問題で、北野さんが所属する松竹芸能と番組を放送した朝日放送が、日本音楽事業者協会(音事協)に退会届を提出し、受理されていたことが15日、分かった。音事協は芸能プロダクション約100社が加盟、賛助会員として放送局など約40社が名を連ねる業界団体。北野さんについて松竹芸能は13日、ラジオ番組やイベントで不適切な発言があったとして無期限の謹慎処分にしたと発表。レギュラー番組は放送局と調整し、すべて降板させるという。(「毎日」4月15日付夕刊ほか)
posted by JCJ at 16:02 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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