2009年05月04日

マスコミ気象台

◇道新などに賠償命令〜道警裏金本で名誉棄損
北海道警の裏金問題を扱った書籍で名誉を傷つけられたとして、佐々木友善元道警総務部長が北海道新聞社と記者2人、講談社、旬報社など計約600万円や謝罪広告を求めた訴訟の判決が20日、札幌地裁であり、竹田光広裁判長は道新などに計72万円の支払いを命じた。道新などは控訴する方針。(「日経」4月20日付夕刊ほか)

◇イラン系米記者、禁固8年の実刑
今年1月末にイラン司法当局に拘束され、スパイ行為の罪で訴追されたイラン系米国人、ジャーナリスト、ロクサナ・サベリさんが、イランの革命裁判所から禁固8年の判決を受けた。複数の欧米メディアが18日、サベリさんの弁護人の話として伝えた。サベリさんは控訴する意向という。(「朝日」4月19日付ほか)

◇有害サイト規制徹底を
犯罪から子どもを守るため、青少年に有害なサイトへの接続を制限するフィルタリングの対策を徹底して――。警視庁は、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIなど携帯電話会社5社と電気通信事業者協会に、こんな協力要請をした。同庁によると、フィルタリング提供を義務づけた青少年インターネット利用環境整備法が1日に施行されたことから、フィルタリングの精度を強化するよう求めたという。(「朝日」4月19日付)

◇グーグル増収増益〜1−3月期
米インターネット検索最大手グーグルが16日発表した2009年1−3月期決算は、検索広告が好調だったことから売上高が前年同期比6%増の55億899万ドル(約5500億円)、最終利益が9%増の14億2282万8000ドルで増収増益だった。08年10〜12月期は04年の上場以来初めて前年同期比で減益だったが、2四半期ぶりに増益を確保した。(「産経」4月18日付ほか)

◇イラン大統領「米記者の権利尊重を」〜有罪判決巡り検察に書簡
イラン国営通信によると、イランのアハマディネジャド大統領は19日、検察当局に対し、スパイ容疑で起訴され、禁固8年の有罪判決を受けた日系米国人の女性記者、ロクサナ・サベリさんの権利を尊重するよう求める書簡を出した。同大統領は「すべての裁判や取り調べは正義に基づいて行われなければならない」と述べ、「被告が自ら弁護する権利を確実に保証するよう」に求めた。サベリさんの父親らは判決後、自白が強要されたとし、上訴する意向を示している。(「日経」4月20日付夕刊ほか)

◇NHK実弾送付、防犯カメラに封入の男〜静岡の郵便局
NHK放送センター(東京)と福岡、札幌、長野の3放送局に2月、実弾の入った封筒が送りつけられた事件で、犯行に使われた封筒は1月に静岡中央郵便局(静岡市)で販売されたもので、同郵便局の防犯カメラにこの封筒を購入する男の姿が映っていたことが20日までの、捜査関係者への取材で分かった。(「日経」4月20日付夕刊ほか)

◇日本記者クラブ賞に東海テレビ・阿武野氏ら
日本記者クラブは20日、09年度の日本記者クラブ賞を産経新聞中国総局長兼論説委員の伊藤正氏(68)と東海テレビ放送報道局専門局次長の阿武野勝彦氏(50)に授与することを決めた。阿武野氏は、テレビカメラを裁判所内に長期に入れて裁判官の日常を紹介したり、山口県光市母子殺害事件の被告弁護団の活動を追ったドキュメンタリーが高い評価を得た。「毎日」4月21日付ほか)


◇雑誌協会「言論抑圧だ」
週刊誌に対する名誉棄損訴訟で高額の損害賠償を命じたり、社長個人の責任を認めるなど出版社側敗訴の判決が相次いだ問題で、日本雑誌協会の編集委員会は20日、「裁判所による言論抑圧だ」と批判する見解を発表した。今年に入って、東京地裁が大相撲力士の八百長疑惑報道に絡んで、「週刊現代」発行元の講談社に約4290万円の支払いと記事の取り消し広告の掲載を命じた。見解は「雑誌ジャーナリズム全体を揺るがせない事態を招いている」と危惧を表明した。(「毎日」4月21日付ほか)
posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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