2009年05月14日

マスコミ気象台

◇週刊新潮誤報で全役員を減俸
新潮社は1日までに、朝日新聞阪神支局襲撃事件の実行犯を名乗る島村征憲氏の「告白手記」を掲載した週刊新潮の誤報問題に関して、佐藤隆信社長以下全役員の報酬を3か月間減俸する処分を決めた。1日付で、佐藤社長と早川清・週刊新潮前編集長(取締役)は20%、ほかの取締役7人は10%の減俸。(「朝日」5月2日付ほか)
◇総務省、携帯コンテンツの中国進出を支援
総務省はゲームや音楽など携帯電話向けコンテンツ事業の中国進出を支援する体制を整える。中国が日本と同じ第三世代携帯電話(3G)に移行し始めたことをにらみ、国費を使って新たな技術開発や採用に向けた交渉環境を整える。中国の携帯電話市場は契約件数ベースで約6億5千万件。日本の携帯電話市場に頭打ち感が漂うなか、海外進出で活性化を目指す。(「日経」5月2日付)

◇電通、初の最終赤字に〜広告減と株評価損
電通の2009年3月期の連結最終損益は200億円程度の赤字(前の期は362億円の黒字)だったもようだ。従来見通しの110億円の黒字から一転、1978年に連結決算の集計を始めて以来、初の最終赤字になる。企業業績の急速な冷え込みで主力の広告の取り扱いが減少したうえ、株式評価損が大きく膨らんだためだ。(「日経」5月2日付)

◇ディー・エヌ・エー、前期純利益が過去最高
携帯サイト運営のディー・エヌ・エーが1日発表した2009年3月期連結決算は、純利益が前の期比17%増の79億円と過去最高を更新した。手軽にゲームなどを楽しめる携帯交流サイトの会員が増え、閲覧増加による広告収入や課金が伸びた。(「日経」5月2日付)

◇「願いかなうブレスレッド」、誤認広告で業務停止
身につければ恋愛や金銭の悩みがすべて解決する、などと購入者を誤認させる広告を表示してブレスレットを販売したとして、経済産業省は1日、通信販売業「J・Hトレード」(大阪市)に対し、特定商取引法違反(誇大広告)で6か月の通信販売業務の停止命令を出した。同社は2007年2月ごろから雑誌や同社ホームページで「願いは瞬く間に解決します」「すべては十日以内に解決します」などとする広告を掲載した。同省の調査に対し、同社は広告の文言に関する合理的な根拠を示さなかったという。(「日経」5月1日付)

◇盗用疑惑本、発行所が謝罪
約23万部を売り上げたベストセラー「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」の盗用疑惑で発行元の「サンクチュアリ・パブリッシング」は1日、同書に収録中の33話中、少なくとも7話で著作権侵害の可能性が高いとする社内調査結果を公表し、鶴巻謙介社長が「関係者、読者におわびする」と謝罪した。同日から書店に出回っている16万部の回収を始め、全国紙に謝罪広告を出す方針を明らかにした。(「読売」5月2日付ほか)

◇日本人初のピュリツァー賞、長尾靖さん死去
米ピュリツァー賞を日本人として初めて受賞した元毎日新聞写真記者、長尾靖さんが2日、静岡県南伊豆町下賀茂の自宅アパートで亡くなっているのが見つかった。県警下田署はパジャマ姿で、トイレで倒れていた。外傷はなく、病死とみられる。78歳だった。長尾さんは1953年4月、毎日新聞社に写真記者として入社。60年10月、日本社会党の浅沼稲次郎委員長が東京・日比谷公会堂で演説中、右翼団体メンバーの少年に刺殺された瞬間を撮影。世界的な報道に贈られるピュリツァー賞を受賞した。62年1月に退社、フリーカメラマンとなっていた。(「毎日」5月3日付ほか)

◇JCOM・ジャパネットが自主放送CATVで通販
ジュピターテレコム(JCOM)とジャパネットたかた(長崎県佐世保市)は3日、CATVの「自主放送チャンネル」を使ったテレビ通販番組の放送を始める。ジャパネットは従来の地上波に、730万世帯が視聴可能なJCOMのチャンネルを加え、販売拡大を狙う。JCOMは新番組を通じて有料放送の契約者拡大を狙うとともに、自主放送チャンネルの有効活用を図る。(「日経」5月3日付)
posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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