2009年05月23日

マスコミ気象台

◇NYタイムズ、スタンド売り平日版値上げへ
広告収入の落ち込みで経営が悪化している米新聞大手ニューヨーク・タイムズは、平日版のスタンド売り価格を一部1.5ドルから2ドル(約197円)へ引き上げることを決めた。米メディアが6日までに伝えたもので、2年前に比べ同紙の価格は2倍に上昇する。(「新聞協会報」5月12日号)
◇記者の危険、広告で伝える〜WANが世界プレス自由の日に
防弾チョッキのようですが、新聞紙でできているため何も防衛できません――。世界新聞協会(WAN)は三日の「世界プレス自由の日」に合わせ、汚職や組織犯罪、政府の不正などの取材中に多くの国で危険に直面する記者の現状を新聞広告などで周知した。新聞広告は全部で11種類用意。そのうち一部では、広告を掲載する新聞名を入れることで、危険に置かれた記者への支援を表明できる。(「新聞協会報」5月12日号)

◇政治家への番組説明、NHK「今後行わず」
NHKの福地茂雄会長は12日の経営委員会で、今後は番組制作に携わる職員が政治家に個別番組の説明を一切行わないとする方針を明らかにした。旧日本軍の従軍慰安婦問題を取り上げたNHKの特集番組に放送倫理上の問題があったと4月28日、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会から認定されていた。(「毎日」5月13日付ほか)

◇朝日新聞社の筆頭株主、従業員持株会に異動
朝日新聞社の筆頭株主が村山美知子氏から同社従業員持株会に異動したことが12日明らかになった。子会社で大証2部に上場する朝日放送が公表した。村山氏が保有していた朝日株46万6641株のうち、2万株ずつ従業員持株会と朝日新聞文化財団に譲渡した。譲渡後の従業員持株会の議決権比率は13.92%。村山氏は同13.33%で、第2位株主になった。(「毎日」5月13日付ほか)

◇USEN、映画配給会社を譲渡
USENは12日、映画配給子会社のギャガ・コミュニケーションズを譲渡すると発表した。ギャガの依田巽会長が全株式を保有するティーワイリミテッドなどにギャガ株譲渡の優先交渉権を付与するMBO(経営陣が参加する買収)方式を採用する。映像配信会社に続き、ヒット映画に恵まれず不採算が続く映画配給会社を整理することで、本業の有線放送に経営資源を集中する。(「日経」5月13日付)

◇携帯純増数でイー・モバイルが2位に
電気通信事業者協会が12日発表した4月の携帯電話・PHS契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数でイー・モバイルが10万2800件となり3か月ぶりに2位に浮上した。データ通信専用の端末が好調で、首位のソフトバンクモバイル(10万5400件)に肉薄した。(「日経」5月13日付ほか)

◇持ち株会社化でTBS株を売却
楽天の三木谷浩史社長は12日、記者会見し、TBSホールディングス株売却を決めたことについて、TBSが認定放送持株会社へ移行し「実質的にわれわれが目指すところは極めて難しくなった」と述べ、経営統合などを通じた「放送とインターネットとの融合」が不可能になったためだと説明した。三木谷社長がこの問題について発言するのは楽天が3月末、TBSに全株式買い取りを請求して以降初めて。(「東京」5月13日付ほか)

◇読売「食ショック」に農業ジャーナリスト賞
農林水産業や食料問題などに関する優れた報道に贈られる「第24回農業ジャーナリスト賞」が12日発表され、読売新聞朝刊に連載された「食ショック」など3作品が選ばれた。食ショックは、2008年の1年間、計51回掲載され、日本の食料自給率や食の安全など、食を巡る様々な問題を取り上げた。(「読売」5月13日付)
posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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