2009年05月25日

マスコミ気象台

◇大日本印刷、講談社などがブックオフ株28.9%取得
大日本印刷と講談社、集英社、小学館など6社は13日、中古書籍販売チェーンのブックオフコーポレーションの発行済み株式数の28.90%(議決権ベースでは31.40%)を取得すると発表した。日本政策投資銀行が出資する投資組合などから20日付で取得する。大手出版社は中古書籍チェーンに対し「著作者の権利を損なう」として対立していた。出版不況で書籍の販売が低迷するなか、中古書籍チェーンとの共存策を探る狙いだ。(「日経」5月13日付夕刊ほか)
◇NYタイムズに米映画界大物が出資意向
経営不振に陥っている米新聞大手ニューヨーク・タイムズに、米映画界の大物として知られる富豪のデービッド・ゲフェン氏が出資の意向を示しているもようだ。12日、英紙フィナンシャル・タイムズなど主要メディアが伝えた。NYタイムズの大株主で、同社に約20%出資するヘッジファンドのハービンジャー・キャピタル・パートナーズに株売却を打診したという。FTなどによると、ハービンジャーはゲフェン氏が提示した価格に十分なプレミアム(上乗せ幅)がついていないとしていったんは拒否。ゲフェン氏は友好的な買収を提案しているとみられる。ゲフェン氏が米グーグルにNYタイムズの共同買収を持ちかけたとの一部報道もある。(「日経」5月13日付夕刊)

◇住田裕子弁護士が週刊誌報道で逆転勝訴
テレビ番組「行列のできる法律相談所」に出演する住田裕子弁護士が、週刊誌「女性分」の記事は虚偽だとして、発行元の小学館に300万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は13日、住田弁護士側敗訴の1審・東京地裁判決を取り消し、小学館に慰謝料10万円の支払いを命じた。判決によると、住田弁護士は05年10月、番組が元日放映用に企画した約10キロ減量した。この企画について「激やせ5つの鉄則」の見出しで掲載した同誌06年4月13日号について、判決は「すしを週5日食べている」「長男とラーメンを食べ歩くのが楽しみ」などの記載を虚偽と認定。「住田弁護士に何ら取材を行わなかった」と指摘した。(「毎日」5月14日付ほか)

◇ジャパンタイムズ、ネット部門強化
英字紙を発行するジャパンタイムズがデジタルコンテンツ配信事業のランドラッシュグループと提携し、英語を学ぶ人を対象にした有料サイトを開設するなど、インターネット事業の強化に乗り出した。紙媒体の購読者が減少しており、ネット事業を通じて収入減を補うのが狙い。ジャパンタイムズの発行部数は平成3年ごろの約7万部をピークに減少し、ここ数年は2億〜3億円程度の営業赤字を計上するなど業績が悪化しており、収益構造の見直しが急務になっていた。(「産経」5月14日付ほか)

◇露ビザで択捉島取材の日テレに外務省抗議
日本テレビ系のモスクワ支局長がロシアの査証(ビザ)で北方領土の択捉島に入ったとして、外務省は13日、日本テレビ側に抗議し、再発防止を要請した。日本テレビは12日夜の報道番組で、択捉島の映像を放映。番組内で「北方領土の現状と伝えることは重要と判断した。やむなくロシア当局から取材許可を得た」と説明した。(「産経」5月14日付ほか)

◇固定電話部門の一部を売却
米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは13日、地方の固定電話部門の一部を分離し、米独立系通信会社フロンティア・コミュニケーションズに売却することで合意したと発表した。負債も含めた売却総額は85億8千万ドル(約8200億円)。ベライゾンは固定電話の加入数が減少している一方、携帯電話では買収をてこに契約者数で首位に立った。携帯電話に一団と経営資源を集中する。(「日経」5月14日付) 


◇機密文書入手をきっかけか〜日系米国人ジャーナリスト
スパイ活動をしたとしてイランで拘束され、11日に釈放された日系米国人ジャーナリスト、ロクサナ・サベリさん(32)の弁護士は13日、サベリさんが有罪となったのは、2003年のイラク戦争をめぐりイランが作成した機密文書を入手したのが直接のきっかけだったとの見方を示した。(「日経」5月14日付ほか)

◇違法複製入手者、ネット回線切断〜仏、来年にも施行
音楽や映画の違法な複製がインターネットで出回っていることが世界的に問題になっている中、フランス上院で13日、著作権者の承諾のない違法な複製をネットで入手した場合、最高で1年間、ネット接続を強制的に切断する法案が可決、成立した。来年にも施行される。同法によると、すべてのネット接続業者は自社の利用者が違法な複製を受信していないかネット上で常に監視し、発見したら客に警告する義務を負う。(「東京」5月14日付ほか)
posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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