2009年06月02日

マスコミ気象台

◇民放キャスターが裁判員制度へ声明

裁判員制度スタートを前に、民放の報道番組に出演する安藤優子さん、鳥越俊太郎さんら13人のキャスターは19日、「真に『開かれた司法』を実現するために、私たち放送に携わるジャーナリストは積極的な役割を果たさなければならない」とする共同声明を発表した。(「読売」5月20日付ほか)

◇外相が田原氏発言批判

ジャーナリストの田原総一朗氏がテレビ朝日の番組で、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんらについて、「外務省も生きていないことはわかっている」などと発言したことについて、中曽根外相は19日の閣議後の記者会見で、「全くの誤りで、大変に遺憾だ」と批判した。外相は「北朝鮮側から納得のできる説明がない以上、拉致被害者はすべて生存しているという前提で交渉している」との立場を強調した。(「朝日」5月20日付ほか)

◇不正流用は9億円〜幻冬舎元社員

中堅出版社の幻冬舎の社員(3月23日付で懲戒解雇)が同社の銀行口座から不正に現金を引き出していた問題で、同社は19日、この元社員による被害は01年8月から今年3月までの約8年間で総額9億1230万円にのぼる、と発表した。発表によると、元社員は私的流用のために会社のキャッシュカードを日常的に持ち出し、現金を引き出していた。会計システム上に架空の売掛金を計上するなどの隠ぺい作業もしていた。同社は、管理・監督責任を問い、見城社長を減俸30%(2か月)などの処分にした。(「朝日」5月20日付ほか)

◇元NHKアナウンサー、頼近美津子さん死去

NHKとフジテレビでアナウンサーとして人気を集めた司会者の頼近美津子さんが17日、食道がんのため千葉県柏市内の病院で死去した。53歳だった。東京外大を出て78年にNHKに入り、音楽番組の司会などを担当。84年にフジテレビ副社長だった鹿内春雄氏と結婚したが、88年に鹿内氏が急死。その後、仕事に復帰しコンサート企画や司会者として活躍していた。2年前にがんが見つかり、治療しながら仕事をしていたが、体調を崩し先月13日から入院していた。(「朝日」5月20日付ほか)

◇気象庁HPミス「宮崎震度6強」、ロイター世界へ速報

南日本でマグニチュード7.6の大地震発生? 20日午後1時過ぎ、気象庁のホームページに「宮崎県で震度6強」などの情報が一時掲載され、ロイター通信が速報で全世界に伝える騒ぎがあった。実際は、ホームページの運営を委託されている日本気象協会のプログラムミスで掲載された訓練情報だった。(「朝日」5月21日付ほか)

◇誤報の週刊新潮2冊分、新潮社が代金返還

週刊新潮が掲載した朝日新聞阪神支局襲撃事件などの実行犯を名乗る男性の手記の誤報問題で、静岡市の藤森克美弁護士(64)が発行元の新潮社に掲載誌2冊分の代金計640円の返還を求めたところ、同社が返金に応じたことが21日分かった。藤森弁護士によると、手記が掲載された09年2月5日号を新聞広告を見て購入。その後誤報が判明したため、レシートとともに5月7日付で売買契約の解除を求める通知書を新潮社に送った。翌8日に同社から「代金を返還する」との電話があり、21日に現金書留が送られてきたという。藤森弁護士は「誤報とは知らず売買契約を結んだので、民法570条の『隠れた瑕疵(かし)』にあたる」と話した。一方、新潮社の伊藤幸人広報宣伝部長は「読者係が乱丁や落丁など欠陥があった商品と同じようなケースだったと誤った判断をし、返金に応じてしまった」と説明している。(「毎日」5月22日付ほか)

◇漫画誌丸ごと、ネットで無料公開

月刊漫画誌「モーニング・ツー」(講談社)が22日の発売と同時に、約350ページの本編1冊丸ごとをインターネットで無料公開する。7月まで発売同時公開の試みを続け、1か月遅れで無料公開する。一部のみの公開や有料公開がほとんどだが、全ページを無料で公開するのは極めて珍しい。(「朝日」5月23日付ほか)

◇読売と福島民友が6月から記事を相互提供

読売新聞と福島民友新聞は、記事を相互に提供する編集協力を結んだ。6月1日付から開始する。読売は首都圏や福島に隣接するイベント情報などを福島民友に配信し、福島民友はイベント情報を満載した新しいページ「まるごと首都圏・隣接県情報」を設ける。各地域版にも定期的に隣接県の情報を掲載するほか、全国各地で開かれる読売新聞主催のイベント情報も随時届ける。(「新聞之新聞」5月22日号)

posted by JCJ at 06:00 | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする