破綻の「新自由主義経済」、煽り続けるマスコミに責任はないか。
日時:6月6日〔土〕午後1時開場、1時30分開会
会場:岩波セミナールーム
千代田区神田神保町2−1 岩波ブックセンター3F
(地下鉄 新宿線・三田線・半蔵門線 神保町A−6出口1分)
参加費:1200円(予約・会員1000円 学生800円)
<問題提起>
二宮厚美・神戸大学教授
『新自由主義の破局と決着』(09年2月、新日本出版社刊) 
愛媛県出身。神戸大学発達科学部人間環境科学科社会環境論コース教授。専攻は、経済学、労働−生活問題。渡辺治や後藤道夫と親交が深く、雑誌『ポリティーク』の編者のお一人でもある。
◎なお、当日の講演内容については、(下記地図の下の「続きを読む」)をクリックして下さい。当日使用のレジュメを収録しました。
◎二宮先生は集会終了後の懇親会にも参加されます。そこでも引き続いて交流を深めて下さい。
主催:日本ジャーナリスト会議〈JCJ〉
〒101−0064東京都千代田区猿楽町1−4−8松村ビル401
電話03−3291−6475 FAX03−3291−6478
MAIL:jcj@tky.3web.ne.jp
<会場地図>

<09年6月6日:市民とジャーナリストを結ぶ JCJ 6月集会>
「新自由主義の破局とジャーナリズムの責任」講演レジュメ
二宮 厚美(神戸大学)
はじめに
「百年に一度」の経済危機ということの意味
[1]新自由主義の帰結としての21世紀恐慌
1.現代の世界恐慌に対する評価
・行き過ぎた金融工学と証券バブルの破綻
・金融の一人歩き、マネー資本主義
・強欲資本主義の破綻
・過剰資金のなかのバブル循環etc.
2.新自由主義的蓄積のもとでの金融恐慌プラス過剰生産恐慌
新自由主義的グルーバル化のなかの「生産と消費の矛盾」
アメリカのバブルと日本のデフレ
3.新自由主義に対する歴史的評価
市場原理主義プラス資本原理
戦後福祉国家の解体戦略としての新自由主義
[2]新自由主義の破局を告げる現代日本
1.新自由主義の経済的破綻から政治的破綻へ
恐慌による財政危機の深化とケインズ主義の亡霊
小泉構造改革の継承も転換も政治的破綻の道
2.新自由主義の経済的破綻から社会的破綻へ
格差の拡大と貧困の深化にもとづく社会的統合の破綻
3.新自由主義の経済的破綻からイデオロギー的破綻へ
新自由主義にたいする懺悔と弁明が示したイデオロギー的破綻
混迷を深める論壇状況
[3]新自由主義とジャーナリズム
1.ジャーナリズムを翻弄する新自由主義
a.メディア・ポリティクスを準備した新自由主義
新自由主義による福祉国家的公共圏の破壊と国民生活の「脱政治化」
b.ワイドショー政治、テレ・ポリティクスのなかのジャーナリズム
タレントを貫く「オレが主義」
2.「強い国家と自由な市場」(strong state and free market)のなかのジャーナリスト
反権力プラス人権(自由権・社会権)視点
*政治ジャーナリズムの陥るワナと「官僚批判」への傾斜
*「公共圏」=公論(public opinion)の果たすべき役割
3.ジャーナリズムに期待すること
a.論争よ起これ
b.言葉の力を
おわりに
コミュニケーション的理性(J・ハーバマス)の担い手としてのジャーナリズム


