2009年06月10日

マスコミ気象台

◇米グーグル絶版書籍デジタル和解案、文芸家協会が受け入れへ
絶版となった書籍のデジタル化を進める米グーグルと作家らが合意した集団訴訟の和解案が日本など米国以外にも及ぶ問題で、三田誠広・日本文芸家協会副理事長は27日、都内で報道各社の取材に応じ、「世界の作家の権利を守るための和解案を高く評価したい」と述べ、受け入れる考えを明らかにした。(「毎日」5月28日付ほか)

◇朝日新聞、連結で赤字に転落〜単体は4期連続減
朝日新聞社の2008年度の決算内容が確定した。単体、連結ともに大幅な減収、特に連結は赤字転落の決算になった。単体の営業収入(売上高)は3442億7600万円で、前期比326億2500万円(8.7%減)の大幅減収で4期連続となる。減収の3分の1強は出版事業の分社化による要因だが、残りは広告収入の落ち込み幅拡大による影響が大きい。(「新聞改造」5月28日号)

◇JASRAC7月に審判
テレビ局など放送事業者向け音楽著作権管理事業者を巡り、他社の新規参入を阻害したとされる私的独占問題で、公取委は27日、2月に公取委から受けた独禁法違反での排除措置命令を不服とした日本音楽著作権協会(JASRAC)について、審判開始を決定したと発表した。第一回審判は7月27日。(「日経」5月28日付)

◇テレ朝での田原氏発言、家族会がBPO申し立て
北朝鮮による拉致被害者の安否についてジャーナリストの田原総一朗氏がテレビ朝日の討論番組で「外務省も生きていないことは分かっている」と発言したことを巡り、拉致被害者家族会と支援団体「救う会」は28日、放送倫理・番組向上機構(BPO)に申し立てを行ったと発表した。家族会側は「拉致被害者や家族らの人権侵害にあたる」としている。
(「毎日」5月29日付ほか)

◇「バカボンド」乱丁、講談社「交換します」
講談社は28日、同日発売の漫画雑誌「モーニング」26号で、井上雄彦さんの連載漫画「バカボンド」に、1ページ目と4ページ目が入れ替わる乱丁があったと、同社ホームページで発表した。編集部のミスが原因で、発売直前に気づいて刷り直したが、一部は間に合わなかったという。講談社は乱丁のあった雑誌を購入した読者には、修正版との交換に応じるという。(「毎日」5月29日付ほか)

◇タイムワーナー、AOLを分離へ
米娯楽・メディア大手タイムワーナーは28日、傘下のインターネット事業大手AOLを分離すると発表した。メディアの垣根を超えて「世紀の合併」といわれた両社の統合は、10年足らずで解消することになった。AOLは独立し、株式を公開しネット企業などとの提携を模索するとみられる。(「朝日」5月29日付ほか)

◇横浜事件の遺族刑事補償金請求
戦時下最大の言論弾圧とされる「横浜事件」をめぐり、元被告5人のうち4人の遺族が29日、刑事補償法に基づき、身柄拘束中の補償金計約3720万円の支払いを横浜地裁に請求した。昨年3月に裁判手続きを打ち切る「免訴」判決が確定した第3次再審請求をしていた遺族で、同事件関係者が刑事補償を求めるのは4次再審請求の元被告の遺族に次ぎ2例目。(「朝日」5月29日付夕刊ほか)

◇海外へTV番組、無断ネット配信で業者を逮捕
日本のテレビ番組を無断で複製し、海外からインターネットを通じて視聴可能な状態にしたとして、警視庁は、ネット関連会社「ジェーネットワークサービスインターナショナル」経営者(40)と社員の女性容疑者(32)を著作権法違反の疑いで逮捕したと29日発表した。同庁は、2人は「悪いとは思っていた」と容疑を認めているという。(「朝日」5月29日付夕刊ほか)

posted by JCJ at 11:31 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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