2009年07月01日

マスコミ気象台

◇誘拐米記者7か月ぶり脱出〜タリバーン監禁建物の壁越え
アフガニスタンの首都カブール近郊で昨年11月、反政府勢力タリバーンに誘拐された米ニューヨーク・タイムズ紙のデービッド・ローディ記者(41)が7か月ぶりに自力で脱出し、アフガン駐留米軍に無事、保護された。同紙(電子版)によると、タリバーン司令官へのインタビューを試みたローディ記者は昨年11月10日に地元記者と運転手とともに誘拐され、隣国パキスタン北西部の部族地域北ワジリスタン地区で拘束されていた。ローディ記者が電話で伝えてきたところでは、同記者は地元記者とともに監禁されていた建物の壁を乗り越えて脱出。パキスタン軍偵察部隊に遭遇して助けられ、カブール北方にあるアフガン駐留米軍のバグラム空軍基地に20日、空路で送られたという。運転手は監禁中にタリバーンの一員になったという。(「朝日」6月22日付ほか)

◇講談社、角川書店などアイフォーンにマンガ有料配信
講談社、角川書店など日本の大手出版社が、米アップルの携帯電話「アイフォーン」向けにマンガ作品などの本格的な有料配信を始める。新型のアイフォーンが26日から国内で発売されるのを受け、人気作品の提供体制を整える。講談社が「巨人の星」を、角川書店が「エヴァンゲリオン」「ケロロ軍曹」などを順次売り出す。書籍版のマンガより4割前後安い価格で発売するもよう。(「日経」6月21日付)

◇タカラトミー、日活と提携
タカラトミーは邦画大手の日活と資本提携し、玩具などのキャラクターを映画化する。月内に約3%出資するほか制作費の一部を負担する。日本を含むアジアで映画を上映し関連玩具の拡販につなげるのが狙い。バンダイナムコホールディングスも東映と資本提携しており、両業界がコンテンツを軸に相乗効果を模索する動きが広がってきた。(「日経」6月19日付)

◇イラン大統領選後、メディアの逮捕者33人
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は21日、イラン大統領選後に逮捕された同国内のメディア関係者は確認されただけで33人にのぼると発表した。33人の内訳は、ジャーナリスト23人と反体制派のウェブサイト関係者10人。同組織は、イラン・ジャーナリスト協会のマザルーイ会長が20日朝、逮捕されたことも確認。他にも確認が取れないものの、拘束された可能性のあるジャーナリストが多数いるという。(「毎日」6月22日付夕刊ほか)

◇米誌記者を容疑不明のままイラン拘束
米誌ニューズウィークは21日、声明を出し、イランで同誌の取材活動にあたっていたカナダ人の男性記者が同日、イラン当局により容疑不明のまま拘束されたと発表した。同誌は「不当な拘束を強く非難する」と述べ、直ちに釈放するようイラン側に要求した。この記者はイラン在住で過去10年間、同国情勢を取材してきた。同誌は、イランでは大統領選以降、記者ら最大20人の拘束が伝えられていると指摘し、「ジャーナリストの拘束は報道の自由権の侵害だ」と批判した。(「日経」6月22日付夕刊)

◇ストリートビュー「肖像権侵害せず」〜総務省が見解
グーグルのストリートビューなどインターネット上で道路沿いの映像を見られる情報サービスについて総務省は22日、原則として個人情報保護法違反やプライバシー・肖像権の侵害にはあたらないとの見解をまとめた。政府が、こうしたネット地図情報サービスの法的位置づけを明確に示したのは初めて。(「朝日」6月22日付夕刊)

◇中国の童話がハリポタ盗作か
中国紙、揚子晩報は22日までに、中国でまもなく出版される童話「冒険小王子」の内容の一部が世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズに酷似しており、著者のJ.K.ローリングさん側が1億ポンド(約158億円)の損害賠償を請求する可能性があると報じた。「冒険小王子」は中国人作家、周芸文さんの作品。中国のインターネット上で、18か所に盗作の疑いがあると指摘された。(「日経」6月22日付夕刊ほか)

◇米、中国ネット規制に抗議
米国務省のケリー報道官は22日の記者会見で、中国が7月から国内で販売する全パソコンに、当局が指定する「検閲ソフト」の搭載を義務づけた問題を巡り、中国政府に公式に「懸念を伝達した」と明らかにした。米側は貿易、技術、情報統制の観点から影響を問題視。中国政府に対して事実上の抗議に踏み切るとともに、対応を見直すための協議を正式に要請した。(「日経」6月23日付夕刊ほか)
posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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