2009年07月07日

マスコミ気象台

◇NHK、受信契約求め初提訴
NHKは23日、テレビを設置しながら放送法で義務づけられた放送受信契約を結んでいないホテル事業者に対し、地上契約の締結と3〜5月の受信料約142万円の支払いを求めて、さいたま地裁に提訴したと発表した。契約の締結拒否者に対する民事手続きは、195年の放送法施行以来初めて。訴えられたのは埼玉県に本社を置き、三つのホテルを経営する事業者・NHKは今後、訴訟を視野に入れた未契約対策を一般世帯にも広げるという。(「毎日」6月24日付ほか)

◇「二重行政」報道でTBSが局長ら処分
TBS系で4月に放送された「情報7days ニュースキャスター」の中で、国と地方の二重行政として報道した清掃作業が番組側の依頼で行われていた問題で、同社は23日、担当局長ら5人に出勤停止などの処分を決定した。情報制作局長と番組の担当部長、プロデューサー2人がそれぞれ出勤停止2日。番組内容の考査を担当した同局次長をけん責とした。(「毎日」6月24日付ほか)

◇植草元教授裁判、毎日新聞の勝訴確定
電車内で痴漢をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われた元大学院教授、植草一秀被告が「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の毎日新聞社に1100万円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷は23日、元教授側の上告を退ける決定を出した。毎日新聞が逆転勝訴した東京高裁判決(今年2月)が確定した。問題になったのは04年5月2日号の記事。東京地裁は08年9月、「セクハラ癖があることは、業界では有名です」という記事中の知人発言について「セクハラ癖は真実と認められるが、業界では有名という部分は真実の立証がない」として33万円の支払いを命じた。しかし高裁は「記事は真実と認められる」として逆転判決を言い渡した。(「毎日」6月24日付ほか)

◇不明の中国新聞記者、特別失踪宣告が確定〜広島家裁
2006年9月に台風による豪雨災害を取材中、行方不明になっていた中国新聞社の松田高志記者=当時27歳=について、6日に広島家裁の特別失踪宣告が確定し、11日に戸籍上の死亡手続きがとられた。松田さんは、北広島支局(現安佐北支局)に勤務していた06年9月16日、台風13号による集中豪雨の災害現場に車で取材に向かう途中、川に流されたとみられている。特別失踪宣告は、災害や船舶の沈没で行方不明になった場合に、親族の申し立てを受け家族が審判する。松田さんの親族が昨年10月に申し立てていた。(「新聞協会報」6月23日号)

◇NHK、08年度決算増収増益
NHKは23日、2008年度決算を発表した。受信料が大半を占める事業収入は、前年度比86億円増の6644億円。番組強化による制作費の支出増などで、本業の損益にあたる事業収支差金は99億円減の275億円となり、前年度の増収増益から増収減益となった。(「東京」6月24日付ほか)

◇毎日新聞とCCCが提携〜電子ポイントやチケット販売
音楽・映像ソフトレンタル店「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と毎日新聞社は、業務提携すると発表した。CCCの電子ポイント制度や毎日新聞が主催する文化・スポーツ事業のチケット販売などで連携する。新規事業の立ち上げも計画しており、両社の顧客基盤の強化を目指す。(「日経産業」6月24日付ほか)

◇ネット利用時間、TV抜く〜博報堂DYMP調べ
博報堂DYメディアパートナーズ(DYMP)のメディア環境研究所は、20代の男性で初めてインターネットの利用時間がテレビの視聴時間を上回ったとする調査結果を発表した。東京地区の調査で、パソコンでのネット利用時間が最も長かったのが20代の男性。テレビ視聴時間が1日平均110.9分と昨年から3.2分増えた一方、パソコンによるネットの利用時間は同116.1分と18.4分も増え、2006年の調査開始以来初めて逆転した。(「日経産業」6月24日付ほか)

◇ISAO、有料で娯楽番組提供〜携帯向け動画サイト
CSKグループのネット企業であるISAOは、有料の携帯電話向け動画サイト「ムービーフル プラス」を開設したと発表した。アニメやお笑い番組、映画など主に娯楽番組を提供する。当初はNTTドコモ向けで、9月にソフトバンクモバイル、10年初めにKDDI(au)向けサービスも開始する予定。(「日経産業」6月24日付ほか)

posted by JCJ at 10:44 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック