2009年07月12日

【今週の風考計】

朝日川柳の<ウイグルは跨いで通るG8>(大阪市・宮本一夫)に頷く。腫れ物には触らず。だが新疆ウイグル騒乱は死者184人、いまも厳戒態勢が敷かれ、火種は燻ぶったまま。中国政府は「世界ウイグル会議」(WUC)が扇動したと決めつけ、議長のラビア・カーディルさんを糾弾する。彼女は4年前、米国に亡命してウイグル族への人権侵害を訴え、ノーベル平和賞の候補にもなった。「ウイグルの母」と呼ばれる。米国は、このWUCに年間3千万円の援助をしてきた。支援停止を求める中国の要求には困惑だ。中国も建国60周年の10月を前に、「少数民族と漢族との差別、沿海部と内陸部との経済格差、この緩和・解消が急務だ」

*【今週の風考計】は、JCJWEB掲載の週刊コラムです。

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