2009年08月27日

マスコミ気象台

◇日本テレビは12日、11日早朝に静岡県伊豆市などで震度6弱を観測した地震で、誤った字幕情報を放送したと発表した。同社によると、誤った情報が流れたのは同日午前7時26分から約2分間。システムの操作ミスにより、画面下部で、震度などについて訓練用の架空の字幕情報が流れたという。(「毎日」8月13日付ほか)◇矢祭町住基ネット接続、総務省が是正要求指示
総務省は11日、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)から離脱している福島県矢祭町に対し、地方自治法に基づく是正要求をするよう同県の佐藤雄平知事に指示した。県は12日に是正要求する方針。矢祭町の古張允町長は「住民のプライバシーを守るのが私の仕事。情報漏えいの可能性が残る以上、今までと変わりない」と接続しない方針を示した。住基ネットに接続していないのは全国で矢祭町と東京都国立市。(「毎日」8月12日付ほか)

◇日テレの検証番組、放送を1週間延期
日本テレビ系の報道番組「真相報道バンキシャ!」が虚偽証言に基づき岐阜県庁の裏金づくりを報じた問題で、日テレは13日、予定していた検証番組を1週間延期すると発表した。当初、16日午後6時からの同番組で経緯などを説明し、17日午前0時50分から検証番組を放送する予定だったが、それぞれ23日と24日に延期する。放送時間の変更はない。日テレ総合広報部は「視聴者に、より問題点をわかりやすく伝える努力を重ねるため」と説明している。(「毎日」8月13日付夕刊ほか)


◇検閲ソフト義務化、中国が見送り
中国の李毅中工業情報化相は13日の記者会見で、有害サイトへの接続を遮断する「検閲ソフト」の国内販売パソコンへの搭載義務づけについて「一律に強制するものではない」と述べ、義務化を見送る方針を示した。搭載義務付けを巡っては、日米欧の各国政府や国内のインターネット利用者から批判の声があがっていた。李氏は、ソフト搭載が「強制的であるかのような印象を与え、社会に反響を引き起こした」と指摘し「一律強制するという問題は存在しない」との見解を示した。(「日経」8月13日付夕刊ほか)

◇Jスポーツ、携帯にスポーツ動画配信
スポーツ専門チェンネルのジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(JSPORTS)は2012年にも携帯電話向けサイトへの動画配信を始める。「3.9G」と呼ぶ大容量の高速通信サービスが始まるのを受け、ハイライト場面などを動画で視聴できるようにする。放送で使う豊富なコンテンツを多重活用し、携帯での動画視聴に慣れた若い世代を取り込む。(「日経」8月14日付)

◇角川映画、新作に専門販促部隊
角川映画は10月下旬に公開する新作映画「沈まぬ太陽」専門の販促部隊を発足させた。角川マーケティングなどグループの社員30人から構成。前売り券を大量購入した団体には、映画のエンドロールに団体名を明記するなどのサービスも用意する。(「日経」8月14日付)

◇東映、純利益50%減
東映が13日発表した2009年4〜6月期連結決算は純利益が前年同期比50%減の10億円だった。前期のヒット作「相棒−劇場版」の反動で、配給収入が減った。売上高は前年同期比10%減の244億円。配給収入が25%減の16%にとどまったほか、ビデオ販売が落ち込んだ。(「日経」8月14日付)

◇テレ朝社員を逮捕
タクシー料金を踏み倒したとして、テレビ朝日スポーツ局の30歳代の男性社員が警視庁築地署に詐欺の疑いで現行犯逮捕されていたことが、同署への取材でわかった。男性はすでに処分保留で釈放された。7日午前3時過ぎ、東京都港区の同社近くの路上でタクシーに乗車。中央区内で「具合が悪い」と停車させた後、約3千円の料金を払わずに逃げたとされる。テレビ朝日広報部は「社員が逮捕されてまことに遺憾です」とコメントした。(「東京」8月14日付ほか)
posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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