2009年11月10日

マスコミ気象台

◇BPO委「バラエティーに指針を」〜民放連に提言の方針
NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は30日、バラエティー番組制作にあたって制作者が留意すべき実務的な指針をつくるよう日本民間放送連盟に提言することを決めた。規範や倫理からの逸脱が特徴の一つであるバラエティー番組に倫理上のルールを求めるのは異例だ。委員会の中にも「表現の自由」の観点から慎重論が根強くあった。性的表現やいじめ、差別と受け取れる表現などに視聴者の抗議が相次いでいることを重視し、指針を求めることに踏み切った。(「朝日」10月31日付ほか)
◇BPO委、みのさん発言でTBSに勧告
NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は30日、TBSテレビのニュース情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」について、のどに刺さった割りばしが脳に達して幼児が死亡した事故の訴訟に関して不正確、不公平な報道があったと認定。重大な放送倫理違反だとして、今後は十分な準備をして正確、公平に報道するよう同テレビに勧告した。(「朝日」10月31日付ほか)

◇朝日新聞社員を傷害容疑で逮捕
千葉県警習志野署は31日、傷害の疑いで朝日新聞東京本社の販売局販売管理部員(58)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は31日午前0時半ごろ、習志野市のJR津田沼駅前のタクシー乗り場付近で、船橋市の男性会社員(51)のひじがぶつかったことに腹を立て、頭突きをして男性の額などに約10日間のけがをさせた疑い。同署によると、同容疑者は当時酒に酔っており、容疑を認めているという。(「日経」11月1日付ほか)

◇北日本新聞夕刊休刊へ
富山県の地方紙・北日本新聞社は31日の夕刊紙面で、12月28日付をもって夕刊を休刊するとの社告を掲載した。同社によると、夕刊の発行部数は約3万2千部(今年9月現在)。1940年8月に発行を始め、戦中に一時休刊したが、55年4月に復刊した。ピーク時には約5万6千部を発行していたという。(「朝日」11月1日付ほか)

◇BPO勧告受け、TBSが情報番組で謝罪
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送と人権等権利に関する委員会がTBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」に重大な放送倫理違反があったと勧告したのを受け、TBSは2日、同番組内で謝罪した。同番組は昨年2月13日、男児の死亡事故で医師の責任の有無が問われた裁判の様子を伝えたが、医師が放送によって名誉を棄損されたと申し立てていた。(「毎日」11月2日付夕刊ほか)

◇元少年実名本、賠償求め提訴〜光母子殺害
山口県光市の母子殺害事件をめぐり、被告の元少年(28)を実名表記したルポルタージュ本について、元少年側が、著者の増田美智子さん(28)と出版社のインデンツに対し、出版差し止めと1100万円の損害賠償を求め広島地裁に提訴していたことが分かった。10月15日付の訴状によると、元少年が同意していないのに出版した▽少年法に反して元少年の実名や中学生時代の写真を掲載した▽親族の居住地を特定可能な状態で掲載した――ことでプライバシー権を侵害され、精神的苦痛を受けたとしている。(「毎日」11月3日付ほか)

◇薬物事件報道「慎重に」要望〜各局にBPO
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送と青少年に関する委員会は2日「青少年への影響を考慮した薬物問題報道についての要望」を発表し、各局に伝えた。酒井法子被告など、相次いだ芸能人による薬物事件報道について、BPOには「異例に多い」500件以上の批判が寄せられた。同委員会は薬物による深刻な被害の実態を啓発する▽麻薬や覚せい剤などの使用場面は「控えめにし、魅力的に取り扱ってはならない」とする民放連の放送基準を十分に理解し制作する▽家族も犠牲になることなど多角的な報道をする――の3点を要望した。(「毎日」11月3日付ほか)


◇TBS、初の最終赤字〜広告不振、営業利益70%減
TBSホールディングスが4日発表した09年9月中間連結決算は、景気悪化による広告収入の不振などが響き、最終(当期)損益は9000万円の赤字(前年同期は46億円の黒字)だった。中間決算での最終赤字は00年に中間連結決算の公募を開始して以来初めて。10年3月期連結決算の業績予想は、最終損益が29億円の赤字。従来の49億円の赤字予想から上方修正したが、95年3月期の通期連結決算開示以来初の赤字を見込む。(「毎日」11月5日付ほか)
posted by JCJ at 01:43 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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