2010年01月19日

マスコミ気象台

◇電通グループ、多機能携帯向けネット広告参入
電通グループは米アップル製の携帯電話「iPhone(アイフォーン)」など「スマートフォン」 と呼ばれる多機能携帯電話向けのネット広告事業に参入する。スマートフォンで利用できるゲームや電子書籍など専用ソフトのほか、 閲覧するウェブサイトに対し、4月から広告を配信する。スマートフォンの普及に伴いネット広告も増えると見て、従来のネット広告での実績・ 取引を生かして市場を開拓する。(「日経」1月5日付)

◇電子書籍協会を結成、アマゾンに対抗
講談社や新潮社、集英社など主な国内の出版21社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月に結成する。 電子書籍市場の拡大、米国の電子書籍大手、アマゾンの読書端末「キンドル」の日本語版発売が想定される中、 主要出版社が書籍電子化することなどが狙いだ。電子出版については電子書籍の会社が出版社を通さず、個別に著者と交渉することもあった。 同協会は、著者や販売サイトとの契約のモデル作りをしたり、電子書籍の端末メーカーと著者、出版各社などの交渉窓口となる。 デジタル化に伴う作品2次利用に関する法整備も求めていく。(「毎日」1月13日付夕刊ほか)

◇NHKセンター建て替えを検討
NHKが、東京・渋谷の放送センターの全面建て替えを検討していることが13日、分かった。老朽化が進み、 衛星放送やデジタル放送への対応などで業務が拡大したため手狭になったこともあって、局内には建て替えを望む声が多かった。昨年11月、 福地茂雄会長を委員長とする「新放送センター建設検討委員会」が発足。各部署から意見を聞き、5月をめどに課題をまとめたうえ、 着工時期や費用などを検討する。現在のセンターには番組制作部門や事務系部門など機能が集中しているが、経営効率を考慮し、 新放送センターでは事務系部門を別の場所などに移すなどの案も出ているという。(「毎日」1月13日付夕刊ほか)

◇不開示取り消しへ提訴
鳩山政権の発足直前、当時の麻生内閣が「駆け込み請求」をした内閣官房報償費(官房機密費) 2億5千万円の使い道を明らかにするべきだとして、大阪の市民団体「政治資金オンブズマン」メンバーが6日、 内閣官房による不開示処分の取り消しを求め、大阪地裁に提訴した。同オンブズマンは、衆院選2日後の昨年9月1日、 麻生内閣の河村健夫官房長官が請求し、支出された官房機密費2億5千万円の使途開示を翌10月に請求したが、鳩山内閣の内閣官房は12月、 「事務の円滑な遂行に支障を及ぼす」として不開示を決めた。(「朝日」1月7日付ほか)

◇ネット配信利害調整へ
中川正春・文部科学副大臣は6日の定例記者会見で、書籍のインターネット配信をめぐる利害の調整に文科省が乗り出す考えを明らかにした。 作家や出版社、IT企業など利害関係者を交えた懇談会を作り、著作権者らに利益を分配する仕組みを検討する。中川副大臣は 「利害得失の調整だから、法律で『こうしろ』という話にはならない」とも述べ、法制度を新たに作ることには慎重な姿勢も示した。 総務省との連携も視野に入れていることも明らかにした。(「朝日」1月7日付ほか)

◇転職サイトの広告料金下げ
リクルートは転職サイト「リクナビネクスト」の求人広告掲載料金を改定、6日から最大50%値下げした新価格を導入する。 キャンペーン限定の値引きはこれまでもあったが、定価の全面見直しは2003年以来初めて。雇用環境の冷え込みに対応し、 低価格の新商品投入などで掲載求人件数の落ち込みに歯止めをかける。(「日経」1月5日付ほか)

◇NHK、地デジで赤字
NHKは13日、2010年度の予算と事業計画を原口一博総務相に提出した。事業収入は前年度予算比1.3%増の6786億円、 事業支出は地上デジタル放送への完全移行に向けた追加経費を2.5倍に積み増したことから、1.8%増の6847億円を計上。この結果、 61億円の支出超過が見込まれ、予算ベースでは2期連続の赤字となる。事業収入のうち受信料は0.9%増の6550億円となる見通し。 受信契約件数はを35万件増の3722万件に引き上げ、増収を確保する。(「しんぶん赤旗」1月14日付ほか)

◇ビジネス誌、ウェブ化特化〜講談社が創刊、閲読は無料
講談社は8日、政治・経済分野に特化したビジネスパーソン向け新雑誌をウェブ上で創刊する。閲読は無料とし、広告で収入を得る。 紙の雑誌を電子化する動きはこれまでもあったが、ウェブに特化した硬派雑誌を大手出版社が発行するのは初めて。紙媒体の書籍・ 雑誌の売り上げは縮小傾向が続いており、出版業界がネット事業の強化を加速する可能性がある。(「日経」1月8日付ほか)

posted by JCJ at 06:44 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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