2010年03月13日

マスコミ気象台

◇中国「百度」が動画サイト参入
中国検索最大手の百度(バイドゥ)は、3月から動画サイトビジネスに参入すると発表した。動画サイトを運営する子会社「奇芸(QiYi)」。著作権料を支払った映画、テレビドラマ、スポーツ、アニメ番組などを放映する。百度では将来的に奇芸を上場させる方針という。中国政府はテレビ、インターネット、携帯通信を融合させる政策を推進。国営テレビ局が動画配信に乗り出すなど、ネットと既存メディアの融合が進み始めている。(「日経」3月1日付)◇NHK、国際放送で米向けCM
NHKは海外の外国人を対象とする国際放送で、米国向けに特化したCM放送を4月から始める。これまで全世界共通のCMを流しており、特定地域に限ったCM放送は初めて。米国で集中的にPRしたい企業や、米国での商品名が他の地域と異なる企業のCMを取り込むことを目指す。(「日経」3月4日付)

◇電子書籍協会、31社で発足へ〜24日、国内主導めざす
電子書籍を制作・販売している出版社でつくる一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」が、24日に設立されることが決まった。講談社や新潮社など21社で構成する予定だったが、参加希望が相次ぎ、31社で発足する。代表理事には講談社の野間省伸副社長が就任する予定だ。31社が国内の電子書籍市場で占めるシェアは、コミックを除けば9割以上。米アマゾンから読書端末「キンドル」日本語版が発売されることなどを想定し、国内での主導権を確保するのが狙い。デジタルデータの規格を共通化したフォーマット作りをするとともに、相談窓口の機能を持つ。(「朝日」3月4日付ほか)

◇角川グループ、「ケータイ小説」の草分けサイト買収
角川グループホールディングスの子会社で出版事業を手がけるアスキー・メディアワークスは、若者に人気の「ケータイ小説」サイト大手、魔法のiらんどの株式の過半を取得し子会社化した。豊富な投稿コンテンツと約600万人の利用者を持つ同サイトの買収により、角川グループの電子書籍事業拡大に弾みをつける。(「日経」3月5日付)

◇ファッションショー、映画館で3D中継〜TBS系、集英社など
TBS系列のBS放送局のBS−TBS、集英社、パナソニックの3社は14日に共同で、国内3か所の映画館でファッションショーの映像を立体的な3D(3次元)方式で放映する。同日に都内で開催するショーを同時中継する。ファッションショーの3D中継は国内初という。映画やテレビでの視聴が本格化してくるとみられる3Dを盛り上げる。(「日経」3月4日付)

◇枝野刷新相も会見開放
枝野幸男行政刷新相は4日、フリーランスの記者も自由に参加できる「フリー記者会見」を、内閣府で初めて開催した。これまで火、金曜日の閣議後に、新聞・テレビなどの記者が参加する会見が開かれてきたが、枝野氏はこれに加えて、毎週木曜日に「フリー会見」を開く予定だ。会見には約100人の記者が詰めかけた。枝野氏は冒頭、「」(「朝日」3月5日付ほか)

◇NHK会長、経営委参加を歓迎
NHKの経営委員会に会長が加われるよう放送法を改正する方針を総務省が決めたことについて、NHKの福地茂雄会長は4日の定例記者会見で「まだ閣議にかかっていないので公式にコメントする時期ではない」と断った上で、「経営委と執行部とのコミュニケーションがよくなる。よい方向ではないか。米国のような経営と執行の完全な分離は、日本の経営にそぐわないと思っていた」と話した。(「朝日」3月5日付ほか)

◇新聞労連、記者会見の開放を提言
新聞労連は4日、省庁などで開かれる記者会見の全面開放に向けた提言を発表した。フリーランス記者への「大臣会見のオープン化」など政府の動きが広がっているのに比べて、記者クラブ側が積極的に対応しているとは言えないと苦言。「記者会見への参加を拒んでいないか」「記者クラブ員以外の質問を阻んでいないか」などと8項目にわたって、開放を実現するためのチェックリストを列挙した。(「朝日」3月5日付ほか)
posted by JCJ at 06:00 | TrackBack(0) | マスコミ気象台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック