2010年03月21日

【今週の風考計】

大手企業の春闘回答は定昇のみ。2年連続ベアなし。 中小企業の労使交渉はこれからだ。「定昇なんてない、逆に5%の賃金カットが繰り返された」のが実態。大企業の内部留保は、 この9カ月で1兆円を越える積み増し。だが労働者の収入は1年間で40万円の減少、約1カ月分の給料が消失した。生活保護の申請は18万6千件、2年間で1.8倍。 年収200万円以下の層が1千万人を越える貧困社会は、もはや「働いて生活する」という日本の社会システムが、成立しなくなっている証拠だ。 「ベーシックインカム」の検討が急がれる。政府が全ての国民に対し、 最低限の生活に必要な所得を無条件で保障するという考えだ。憲法にも「健康で文化的な最低限度の生活保障」がある。 ベーシックインカム構想は重要な意義がある。

*【今週の風考計】は、JCJWEB掲載の週刊コラムです。

posted by JCJ at 17:42 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック