◇日経新聞有料会員6万人突破
日本経済新聞社が3月23日に創刊した「電子版(Web刊)」の有力登録会員数が17日、6万人に達した。
総会員の2割が電子版のすべての記事や機能を利用できる有料会員として登録しており、世界の有料電子版の中でも高い比率になっている。
有料登録会員数のうち、7割強が企業や官公庁などに勤務。約4割が部長以上の経営幹部だった。20〜30歳代の読者も3割強を占め、
若い世代の登録も目立つ。(「日経」4月18日付ほか)
◇「1Q84」さらに増刷
新潮社は13日、村上春樹さんのベストセラー小説「1Q84」BOOK3(第3巻、16日発売)を10万部増刷すると発表した。
初版50万部の発売を前に2度目の増刷で、累計70万部となった。3巻合計の累計部数は314万部。ネット通販大手のアマゾンには、
すでに約2万5千冊の予約が寄せられている。昨年発売の1、2巻の予約数は合計で約2万冊だったという。(「朝日」4月14日付ほか)
◇ヤフー、中国大手と提携へ
日本のインターネット通信大手、ヤフーと中国のネット販売大手「淘宝網(タオバオ)」が業務提携することが20日、明らかになった。
両社は5月に正式発表する。ヤフーは業務提携により、日中間で互いに商品を購入できるネットワークを構築するとみられる。(「東京」
4月21日付ほか)
◇テレビ朝日に銃弾?
東京都港区のテレビ朝日に散弾銃の銃弾のようなものと脅迫文が入った封筒が届いていたことが23日、警視庁麻布署への取材で分かった。
「反日放送やめろ」と書かれており、同署は脅迫容疑で捜査している。同署によると、銃弾のようなもの1個が何もくるまれずに入っていた。(
「しんぶん赤旗」4月24日付ほか)
◇スカパーJ、純利益3.5倍
スカパーJSATホールディングスは28日、2010年3月期の連結純利益が前の期の3.5倍の142億円となった。
従来の会社予想を62億円上回る。加入者獲得に使う費用が想定を下回ったうえ、税金費用が軽減した。売上高は前の期比3%
減の1410億円と、従来予想を10億円上回った。衛星画像の分析に用いる機器販売が伸びた。(「日経」4月29日付)
◇TBS、4人処分
TBSテレビは29日までに、昨年11月に高知県芸西村で開催された男子ゴルフツアー中に起きたカート事故で、
豊中俊栄取締役技術局長をけん責、スポーツ局長、同局中継制作1部の部長と次長の計3人を減俸の懲戒処分にした。
ツアーには石川遼選手らが出場。中継機材を載せたカートがギャラリーに突っ込み、女性が大けがをした。(「日経」4月30日付ほか)
◇小林死刑囚の記事、新潮社に30万賠償命令
2004年に奈良市の小1女児を誘拐し、殺害した小林薫死刑囚(41)が「週刊新潮の記事で名誉を傷つけられた」
として発行元の新潮社などに慰謝料計300万円を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は30日、「記事が真実とは認められない」
として同社に約30万円の支払いを命じた。判決によると、新潮社は週刊新潮の2008年1月3・10日号に
「もっと行きたいと言い出した少女誘拐『死刑囚』小林薫」との見出しで記事を掲載。小林死刑囚は「死で償うのが一番という気持ちは変わらず、
事実に反する」と主張していた。(「神奈川」5月1日付ほか)
◇「NARUTO」1億部
集英社は26日、岸本斉史さんの漫画「NARUTO−ナルト−」が、30日発売の単行本第51巻で、
1巻からの累計発行部数が1億40万部に達すると発表した。「NARUTO」は99年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始。同社の漫画では、
尾田栄一郎さんの「ONE PIECE」(1億8900万部)などに次ぐ。5番目の1億部突破になるという。(「毎日」4月27日付ほか)