2010年08月16日

【今週の風考計】

■終戦65周年のいま、日本は「東南アジア友好協力条約」(TAC)の精神を、実践で生かすときだ。この条約の最大の特徴は、 「武力による威嚇または行使の放棄」「紛争の平和的手段による解決」─戦争放棄を定めた日本国憲法と共通する目標を明記していることにある。 ■ASEAN加盟国以外から、03年に中国とインドが加盟、04年に日本、08年には北朝鮮が加盟し、東アジアのすべての国が、 戦争放棄を約束したことになる。09年には米国、今年はカナダ、トルコが加盟。TACは、EUの正式加盟後には計54カ国、 世界人口の約7割47億人が参加する広範な条約になる。■TAC精神の実践に向け、日本が率先するのは、日本軍が領土・資源を狙いアジア・ 太平洋へと侵略戦争を仕掛け、2000万人以上の死者を含む大きな惨害をもたらした責任への償いでもある。

*【今週の風考計】は、JCJWEB掲載の週刊コラムです。

posted by JCJ at 10:13 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック