2010年08月23日

【今週の風考計】

●15年ぶりの1ドル85円という超円高が、日本経済を不安に陥れている。GDP0.1%の微増、景気の減速は顕著だ。 6月の完全失業者は344万人、5.3%、4か月連続上昇。そのうち失業1年以上が118万人(前年比21万人増)。 ●さらに企業はコスト削減に血眼だ。人減らし、賃金・下請け単価の切り下げは当然、安い資材や設備を求めて海外市場へと先を争う。 生産工場すら海外に移す事態に。内需など知らん顔、国内市場は冷えるばかり。マグドナルドが「ビッグマック」 を200円に値下げしたから歓迎というものではない。●国内に工場がなければ雇用の機会もない。 内需拡大への経済環境が荒廃したまま捨て置かれる。あげくに日本という国土が生産の母胎にもなれない、 こんな悲惨な事態になるのを放置したままで良いのか。「我が亡き後に洪水よきたれ」か。政財界は深刻に考えるべきだ。

*【今週の風考計】は、JCJWEB掲載の週刊コラムです。

posted by JCJ at 10:21 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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