2010年09月13日

【今週の風考計】

■政権交代・鳩山内閣発足から1年。あの高揚は今や見る影もない。あまつさえ自民党と呉越同舟、消費税増税ではアウンの 「抱きつき抱かれ」作戦を展開する始末。党首選が終われば消費税10%に舵を切るのは明らか。マスコミも煽る「不可避論」に助けられ、政府・ 財界一体になっての動きが加速する。■斎藤貴男『消費税のカラクリ』(講談社現代新書)は、鋭く不公平税制の実態を暴く。 零細自営業者が自腹を切らされる構造をはじめ、「仕入れ税額控除」を悪用し、社員を派遣労働者に切り替え、 消費税の脱税を狙う事態にメスを入れる。■さらに輸出品には仕入れ時の消費税が還付される「輸出戻し税」の仕組みが、 事実上の輸出補助金に替わり、巨大企業の丸儲けになっている問題を掘りさげる。眼からウロコの好著、是非、購読を! (2010/9/12)

*【今週の風考計】は、JCJWEB掲載の週刊コラムです。

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