2010年10月10日

【今週の風考計】

★DALY(ダリー)という指標がある。世界保健機関(WHO)が開発した、「病気などによる寿命・健康ロス」を測る世界指標だ。 日本は、毎年3万人以上が自殺し、320万人以上(国民の40人に1人)が、精神疾患で治療を受けている。虐待や路上生活など、 深刻な社会問題の背景には、「こころの健康の問題」がある。★この世界指標により、先進国では、命と生活に最も影響するのは、 精神疾患がトップである事実が明らかとなった。欧米ではこの指標に基づき対策がとられている。だが日本は無策。★そこで5月末に、岡崎祐士・ 松沢病院院長が座長となり、精神保健・医療改革の提言をまとめ、当時の長妻昭・厚労相に提出した。これが大きな反響を呼び、 「こころの健康を守り推進する基本法」制定を目指す100万人署名運動となった。いま全国で取り組まれている。(2010/10/10)

*【今週の風考計】は、JCJWEB掲載の週刊コラムです。

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