2010年12月05日

【今週の風考計】

「人権週間」がスタートした。 1948年に国連で採択された世界人権宣言を、広く啓発する取り組みである。「人権デー」と定めた12月10日まで、日本各地で展開される。 くしくも10日は、ノーベル平和賞の授賞式がオスロで開かれる。受賞する劉暁波氏は、中国の有名な人権活動家である。だが彼は現在、不公正な裁判により、 「国家転覆罪」の罪で11年の刑を服役中である。さらに家族を軟禁下に置き、授賞式への出席を妨害している。 加えて他国の授賞式参加にも圧力をかけ、経済力を背景に欠席の「踏み絵」を迫っている。中国政府は「”犯罪者”への加担であり内政干渉だ」と批判するが、国連加盟の中国は、 世界人権宣言を順守する責任がある。「すべての人権、基本的自由を助長し保護することは、体制のいかんを問わず、国家の義務である」 (2010/12/5)

*【今週の風考計】は、JCJWEB掲載の週刊コラムです。

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