■3・11後に迎える大型連休は、なぜか気持ちが引き締まる。 まずメーデー。被災地救援、再生日本にむけ奮闘する労働者・労働組合に、連帯のエールを送りたい。震災を口実に安易な首切り・ 賃金カットは許されない。財界は「復興」を名目に消費税の増税、TPP参加を促し、「構造改革」路線に弾みをつけようと躍起。 さらには<東電免責>まで言いだす。言語道断だ。■次ぎは憲法記念日。 自民党は地震・原発の被災危機を煽り、有事法制「緊急事態基本法」の制定を促し、「改憲」まで叫ぶ。みどりの日、 こどもの日─あらためてクリーンエネルギーの開発が不可欠、さらには未来を担う若き世代への被曝が、どんな事態をもたらすか、 真剣に考えざるを得ない。■5月7日、政府は、米軍の「トモダチ作戦」 を利用して、沖縄の海兵隊を持ち上げ、北沢防衛大臣を沖縄に派遣し、県知事と会談する。まさに普天間基地の辺野古移転だ。 どこまで被災を押しつければ済むのか。(2011/5/1)
2011年05月01日
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