2012年02月12日

【今週の風考計】

橋下徹・ 大阪市長が率いる「大阪維新の会」は、次期衆院選にむけ、幕末の志士、坂本龍馬が示した国家構想をもじり、「維新版・船中八策」 の公約を明らかにしつつある。首相公選制はもとより、参院の廃止まで謳う。 「衆院選落選者の救済機関」になっているからだという。年金制度については、一定の資産を保有する高所得者層には年金を支給せず、 保険料が掛け捨てになる仕組みを検討。また地方の自立を促すため、国から地方への税源移譲を視野に、地方交付税の廃止を唱える。 道州制の実現を目指すことも盛り込む。さらにTPP交渉への参加、 教育委員会制度の廃止、外交・安全保障では日米軍事同盟を基軸とする日米豪ラインの形成を説く。まさに「競争」を主軸に据え、 独裁型政治の実現を目指す本領が見えてきた。その「維新政治塾」 への応募者が2300人、5倍を超える。本質を解明せず、なりゆき任せの話題作りに溺れるメディアの責任は大きい。(2012/2/12)

posted by JCJ at 13:03 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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