2012年07月15日

【今週の風考計】

2030年に日本は、原発依存度をゼロ、15%、20〜25%、どれにするか。国民の声を聴く会が開かれた。だが政府との問答もなく期待はしりすぼみ。この運営は大手広告代理店の博報堂が請け負う。なぜか資源エネルギー庁は発注額に口を閉ざす。政府は8月4〜5日、300人規模の国民が一堂に会して議論する「討論型世論調査」(deliberative poll: DP)を都内で開催。全国の成人男女3千人に、上記の三択につき電話で世論調査を実施。回答者から無作為抽出の300人が集合。15人ごとに分かれ「小グループ討論」を行う。さらに専門家と質疑応答する「全体会議」に入る。各2回の討論終了後に再度アンケートを行い、意識の変化を調べる。このDP結果を踏まえ、政府は8月中に「革新的エネルギー・環境戦略」を策定するという。だが肝心の核燃料サイクル開発の可否も、もんじゅの存否も棚上げ。原発依存度を3択から選ぶだけだから、中庸の真ん中になるのは見え見えだ。(2012/7/15)
posted by JCJ at 12:27 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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