2012年12月23日

【今週の風考計】12・23

妖怪「アベノミクス」が徘徊している! 圧勝した自民党・安倍総裁は、日銀に物価目標2%を呑ませ、さらに10兆円の追加緩和を強要する。円高・デフレ対策だという。10年間で200兆円の公共事業を行い、ゼネコンにカネを注入。日銀は建設国債を買い取るなど、あらゆる手段を総動員。裏付けのない財政出動に躍起だ。だが「アベノミクス」は、日本の国債が暴落する新たなリスクを伴う。無理もない。政府債務が国内総生産(GDP)の200%を超えているのに、さらに国債発行を増やすのだから暴落の危険は大。物価が2%上昇すれば、現在ゼロの市場金利は急上昇する。国債の利回りが1%上昇しただけでも、国債を大量に保有する銀行は6兆円の損失が生じる。日本政府は90兆円の一般会計予算から、国債の利払いに22兆円を充てている。金利が1%上昇すれば、利払い負担は40兆円に急増。バブル再現の「アベノミクス」は、日本を崩壊に導くアヘンでしかない。(2012/12/23)
posted by JCJ at 18:47 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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