2013年01月20日

【今週の風考計】1.20

◆空には雲もなし。風もない新春の一日、房総の富山へ仲間と一緒にハイク。曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』の舞台になった山。とみさんと呼ぶ。◆同行の一人が、香川の金毘羅山にそっくりだという。標高350mと低いが、丸太階段の山道は傾斜がきつく、ハーハーいいながら登る。8合目あたりで南峰直下に出る。石段を上った台地に、戸板もはがれ、苔むした観音堂が建つ。◆さらに鞍部を歩き、里見八犬士終焉の地をとおり北峰へ。山頂は「十一州一覧台」の通り、大パノラマだ。富士山が西の方向に浮かぶ。左には伊豆大島。日を浴びて房総の海がキラキラ輝く。◆帰路は急な林道を縫いながら、伏姫籠窟を経由して一気に下る。山麓の道沿いに水仙が咲く。広い田んぼに、ポツンと立つ牛小屋の前で、子牛が母牛の乳を呑んでいる。そのわきを通って岩婦温泉郷に向かう。硫黄のにおいが強い湯につかり汗を流す。◆岩井駅に向かう途中、白寿延命地蔵が祭られている福聚院に立ち寄り、和尚さんから麦茶をいただく。閉めの一杯にこころ休まる。(2013/1/20)
posted by JCJ at 10:10 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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