2013年07月28日

【今週の風考計】7.28

■信じられないだろうが、ちょうど40年前、70歳以上の老人は、医療費がすべて無料となり、年金給付額も大幅に引き上げられた。これまで医療費の3〜5割は、自己負担だったのだから、「福祉元年」と歓迎されたのも当然。■しかし、10年たたずして有料に改悪されるや、ズルズルと負担増の道を、私たちは歩まされ続けてきた。今やどうか。■このほど、政府の社会保障国民会議が提案する、報告書の概要が明らかとなった。驚くなかれ、さらなる医療・介護の自己負担を増やす提案だ。■約140万人が受けている「要支援」サービスを、介護保険から切り離し市町村事業に移すという。それによりサービス内容の劣化と地域格差の拡大はいっそう進む。年金受給開始年齢の引き上げも目論む。■まさに「痛み」を求める項目のオンパレード。「自助」と「応分負担」の名目で、高齢者の介護と医療、年金の改悪に拍車をかける。■この改悪法案を、安倍政権は今秋の国会に出す構えだ。歴史は進歩どころか退化する、情けない日本。これでいいのか。(2013/7/28)

posted by JCJ at 08:01 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック