2013年08月11日

【今週の風考計】8.11

68回目の8月15日を迎える。まず安倍首相へ「なぜあなたは、それほどまでに、戦争がしたいのですか」─この怒りをぶつけたい。国防軍の創設、防衛省に対する文民コントロールの骨抜き、日本版NSC・国家安全保障会議の設置、秘密保全法の導入、「集団的自衛権の行使」に向けた内閣法制局長官の交代、こうも露骨な憲法9条を踏みにじる暴走路線は、ただ事ではない。「原爆は非人道兵器の極みであり絶対悪」「被爆国の原点に戻れ」と、ヒロシマ・ナガサキから厳しくただされた。だが日本政府は世界の核兵器廃絶に向け、イニシアティブをとる気配は全くない。核の傘にしがみつく安倍首相は、木で鼻をくくったような不誠実な挨拶で逃げ回る。フクシマの放射能惨禍にも触れず、非核三原則の法制化など知らん顔。その裏で原発再稼働、NPT非加盟・核保有のインドにまで原発輸出に狂奔する。映画「プラトーン」のオリバー・ストーン監督は、広島・長崎を訪れ、かつて日本は「満州を侵攻した大きな軍事帝国だった。だが日本軍が侵略戦争で何をやったかについて、ほとんど教えられていない」と、米国と同様に歴史を直視していない事態を批判した。(2013/8/11)
posted by JCJ at 11:24 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック