2013年09月15日

【今週の風考計】9.15

機関紙「ジャーナリスト」の<書評欄>で、遅ればせながら、肥田舜太郎さんの『ヒロシマの記憶 原発の刻印─ヒロシマを知り原発を考える』(遊絲社1400円)をとりあげようと、版元へ献本のお願いをした。この14日、溝江玲子さんの名前でメール便が届いた。開けると目当ての本が入っている。ページを繰ると、写真も豊富に収載され、原爆被害の生き証人である著者の熱き思いが伝わってくる。「しんぶん赤旗」(14日付)を開くと、中面の<暮らし・家庭欄>に、溝江玲子さんの写真と記事が載っている。おや? と思いながら読んでいくと、なんと当の彼女だ。『カッパのかーやん』など40冊以上の著書がある児童文学作家、神戸のラジオ局「FMわぃわぃ」でパーソナリティーを務め、放送400回を超える。遊絲社の代表でもある。こんな出会いもあるのかと、びっくり。「再稼働反対! 9・14さよなら原発大集会」が、東京・亀戸中央公園で開かれた。9000人が集まった。15日、大飯原発停止、原発稼働ゼロに。まさに「永遠に」する決意の日。(2013/9/15)
posted by JCJ at 10:04 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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