2013年12月15日

【今週の風考計】12.15

週末、友人らと頭高山ハイクに行ってきた。ずっこうやまと読む。小田急線の秦野から渋沢にかけて南側に丘陵が続く。その西はずれにある303mの低山だ。温かい陽気に、着込んだヤッケも腰に巻く。実をタワワにつけた柿の樹が、雲一つない青空に映える。真っ白な富士山も見える。広がるみかん農園は、どこも無人。みかんの木には、1個20円の文字を直し2個20円の紙がつるされている。金を入れるカンもぶら下がる。なるべく大きいのを二個選び、感謝の気持ちも込めて50円玉を入れる。山頂からは、北側に丹沢山塊の山々が連なり、右から大山、ヤビツ峠、三ノ塔、塔ノ岳、鍋割山と辿れる。西を望めば箱根の山々が連なる。山麓には、かつて東海道の脇街道だった矢倉沢往還があり、富士山や大山参詣で多くの旅人で賑わっていたという。夕陽を浴びて下山する途中、農家の軒先には吊るし柿が並び、棚には赤紫に色づいたアケビが実る。「弘法の里湯」につかり、地元の居酒屋で「秦野」を酌む。晩秋の一日を満喫した。(2013/12/15)
posted by JCJ at 10:37 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック