2014年03月09日

【今週の風考計】3.9

3・11東日本・原発大震災から3年となる。震災・原発関連死は3千人を超える。甲状腺がん患者も30人以上になる。今なお汚染水漏れ・風評被害が続く。放射能汚染残土やゴミ、瓦礫の処理は停滞したまま。イチエフでは、作業員が放射線を浴びながら、安い労賃で燃料棒を専用容器に移し替える作業が進められている。何が収束しただ、ふざけるな。原発再稼働に拍車をかけ、さらに日本の原発をトルコ、ベトナム、インドにまで輸出するとは正気の沙汰じゃない。豊田直巳『福島を生きる人びと』(岩波ブックレット)が、過酷な現実を伝えてくれる。原発事故への風化が募るとき、わが身に置き換えて、現実を直視する心構えが肝心。1923年の関東大震災から90年、そろそろ活動期に突入する。マグニチュード7クラスの東京直下型大地震が、いつ起きても不思議ではない。その時どうなるか。61万棟が全壊・焼失し、火災旋風で2万3千人が死亡するという。ほぼすべての列車が脱線し、1千万人の帰宅困難者が生まれ、経済被害額は95兆3千億円と国の年間予算にほぼ匹敵する。この事態を胸に刻もう。(2014/3/9)
posted by JCJ at 06:59 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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