2014年11月30日

【今週の風考計】11.30

国会が閉会し、総選挙まっただなかの10日、特定秘密保護法が施行される。時の政府の恣意的な判断で、防衛や外交・治安などの情報を特定秘密に指定し隠ぺいする。その数は40万件以上、秘匿の期間は最大30年。しかも秘密の範囲があいまいなうえ、漏えいなどすれば5〜10年の厳罰に処される。国民の知る権利や報道の自由が侵される悪法だ。衆参両院に「情報監視審査会」が新たに常設されるとはいえ、両院とも定員は国会議員8人。会派の議席数に応じて配分される以上、政府を支える与党が多数を占める。監視機関どころか、政府の秘密指定の「追認機関」と化すのは必定だ。さらに、非公開の「情報監視審査会」で「秘密」を扱った国会議員は、それを国会外で漏らせば懲役5年、国会内の他の委員会で報告しても除名を含む懲罰の対象にされ、自分の所属政党に持ち帰って検討することも禁じられる。これでは公僕たる役目など果たせないじゃないか。総選挙は秘密保護法の施行を止め、廃止へ持っていく最大のチャンス。国民の審判を下そう。(2014/11/30)
posted by JCJ at 10:29 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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