2015年10月18日

【今週の風考計】10.18

●キャベツ1玉310円、生サンマ1尾380円! 食欲の秋なのに溜め息が出る。これも天候不順や公海上での乱獲が影響している。農家の人々や漁師さんの苦衷は如何ばかりだろう。●そこにTPPとくる。国民には全く秘密にしたまま、交渉を続けての「大筋合意」が、明らかにされるや、日本の農業・水産業を壊滅させ、食料自給に破壊的な影響を及ぼす、恐るべき内容であるのがはっきりした。●野菜100種類・水産物340品目にかけている関税が、全て撤廃される。コメ、牛・豚肉、乳製品、麦、砂糖の重要5項目を「聖域の確保を最優先」とする国会決議にも違反して恥じない。まさに売国交渉だ。●鰹のタタキやヒラメの縁側、カボチャやブドウのピオーネも、みな外国産に席巻されるのか。加えて日本の「食の安全」が脅かされる。遺伝子組み換え作物や防かび剤を噴霧したオレンジやグレープフルーツ、抗生物質づけになった食肉が、私たちの食卓にドット入ってくる。人の体内で耐性菌が増えて、病気のときに抗生物質が効かなくなる。●食品添加物の危険性だって見逃せない。日本の認可は814種類。だが米国は倍の1612種類。タール色素やアルミ化合物が入った輸入食品を知らずに口にする。国民の健康や命にもつながる安全をなげうって、多国籍企業の利益に奉仕するTPPから、すぐに脱退せよ。(2015/10/18)
posted by JCJ at 11:13 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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