2016年02月28日

【今週の風考計】2.28─「産後百人一首」のユーモア

みんなで作ろう、産後百人一首─「補助金や 児童手当ても 及ばない なお余りある 産む気なりけり」─これは<ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり>(順徳院)のパロディーだ。渡辺大地さんが<オトコの母親学級>というコラム(東京新聞2/26付)で、産後の情景を綴っている。なんと言っても、子づくりして子育てにあたるのは、本人たちのモチベーションにかかっている。子を産み育てたいという気持ちが肝腎肝要だ。少子化対策というと、児童手当の引き上げや補助金の支給を考える政治家や官僚たちがいる。毎月1万5千円の支給で済ますより、そのお金を地域の保育園の増設に充てれば、ずっと産後も安心じゃないか。児童手当をそのまま保育士さんの給与に当てたらどうか。6歳半の息子を子育て中の35歳・渡辺さんは、「わが家は受け取れなくてもいいと思っています。そのくらい保育園にお世話になっていますから」という。そして「産後百人一首」を広く公募したところ、1年以上かかったが、百首すべて産み育てることができ、3月中旬には自然食通信から、単行本として刊行される。付録に一首──<吾妹子よ 産(3)後(5)が銃後(15)の世にさせじ 巻く腹帯に 手を貸し誓う>(2016/2/28)
posted by JCJ at 10:00 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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