2016年03月13日

【今週の風考計】3.13─「同一労働同一賃金」の危ない魂胆

★なんと日本は世界145カ国中101位。昨年末に、世界経済フォーラムが発表した男女格差・不平等の実態を示す報告である。★もっとも格差の少ない国のトップは7年連続でアイスランド。フィリピンが7位、中国91位。日本の為政者は、このランクを見て、恥ずかしく思わないか。★さらに7日、国連の女性差別撤廃委員会は、日本政府に対し、男女の賃金格差・雇用差別をなくし、職場でのセクハラ禁止をはじめ、夫婦同姓の強制、結婚最低年齢の男女差、女性のみに適用される再婚禁止期間などなど、あらゆる分野で差別撤廃・女性の権利拡大に向けて法的措置をとるよう要請している。★安倍首相は、「同一労働同一賃金」について、法改正の準備を進めるというが、「男女同一賃金」の柱が欠けてはダメですよ。さらに「正規・非正規のあいだの賃金差別」を無くすのは当然としても、別の魂胆もありはしないか。★安倍政権や経団連には、この機に「水は低きに流れる」を実践しようと、正規の賃金・労働条件を、今の劣悪な非正規・派遣・アルバイトの労働条件に合わせる「同一労働同一賃金」のハラづもりもあるのじゃないか? こんな魂胆は、ご免こうむる。(2016/3/13)
posted by JCJ at 11:48 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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