2016年05月01日

【今週の風考計】5.1─わが時給693円、「Fight for $15」!

パリは燃えている─4月末、フランス全土200以上の都市で「エルコムリ法案」に抗議する大規模デモやストが行われた。賃金・労働時間・解雇規制などの改悪につながる労働法改定案を阻止するため。国民の7割が反対している。「Fight for $15」─3月末、アメリカ・カリフォルニア州で最低賃金・時給15ドル(1680円)が実現した。ファーストフード店の従業員が取り組んだ、時給15ドルを求めるデモやストライキが全米に広がり、成果を勝ち取った。続いてニューヨーク州も、さらに14州が今年から引き上げていく。ドイツのヴェルディ─公務員214万人を組織する労組は、4月末、賃上げ・雇用維持を求めて大規模なストを実施。賃上げ4.75%を勝ち取った。ペルーのウマラ大統領─3月末、ペルーの最低賃金を13%引き上げて、850ソルに改定した。中国・上海市でも最低賃金を8.4%引き上げ、中国最高の水準となっている。さて日本の最低賃金は?─全国平均で時給798円(前年比0.9%アップ)、最高の東京で時給907円(前年比2.1%アップ)、最低は鳥取・高知・宮崎・沖縄の4県で時給693円。カリフォルニア州の最低賃金15ドルの半分以下。87回メーデーの今日、あらためて労組の責務が問われる。(2016/5/1)
posted by JCJ at 10:25 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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