2016年06月05日

【今週の風考計】6.5─沖縄近海「マラバール作戦」の狙い

★10日から1週間、東シナ海や沖縄近海で、「マラバール作戦」が行われる。この米国とインドの軍事訓練に日本が正式に参加し、3カ国共同開催となる。★海上自衛隊は「ひゅうが」級の大型護衛艦、対潜哨戒機P3Cなどを投入。米国は、この4日に横須賀港を出港した原子力空母ロナルド・レーガンが参加する。★東シナ海で海洋進出を強める中国への牽制、とりわけ中国の潜水艦を追尾する軍事訓練に他ならない。シンガポールで開かれている「シャングリラ・ダイアローグ」は、アジア安全保障会議といいながら、中国を意識した軍事による包囲、共同防衛強化の話が目立つ。★とりわけ日本の防衛省は、積極的に米軍協力を促す先導役を担っている。それもそのはず3月に施行した、集団的自衛権の行使を実行したく、うずうずしているのだ。中谷元・防衛相は、「米国やインド、オーストラリア、タイなどと行う多国間訓練に積極的に参加していく」と、声高に言う。★陸上自衛隊だって負けていない。モンゴルでの国際訓練(PKO)では、小銃を使った演習を見学、南スーダンでの実戦に役だてようと必死だ。震災救援・児童捜索での奮闘に目を奪われているすきに、しっかり本来の軍事シミュレーションは進んでいる。(2016/6/5)
posted by JCJ at 11:02 | TrackBack(0) | Editorial&Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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