2016年06月04日

自らの「世紀の大愚策」の責任をよそさまになすりつける「最高権力者」の浅薄な動機=田悟恒雄

 その昔、「万年危機論」などというのを聞いたことがあります−。「資本主義は深刻な全般的危機に瀕しているから、遠からず ”革命” が…」などという、勇ましくも、きわめて粗雑な議論でした。
 「狼少年」の寓話にもあるように、そんなことを何度も聞かされていれば、「ああ、またかぁ」となるのが関の山。ホントの危機が訪れたときには何もできない、というわけです。
 でも、先般のG7でアベ首相が唐突に持ち出した「世界経済危機論」は、いささか趣を異にします―。
 「ここで対応を誤れば、世界経済が通常の景気循環を超えて危機に陥る大きなリスクに直面している」
 そうやって思いきり広げた風呂敷なのですが、こちらの方もやっぱりウケはイマイチだったよう。
 議長国の顔を立てるのが習わしの「首脳宣言」ですら、「我々は新たな危機に陥るのを回避するため、これまで経済の回復力を高めてきたし、今後も一段と努力する」と大幅にトーンダウン。これをして、「新たな危機を回避するため、政策の総動員をG7は約束した」などと強弁するのは、もはや「特殊詐欺」顔負けの所業と言うしかありません。

*全文を下記でお読みください。
http://shuppanroba.seesaa.net/article/438460064.html
*出版部会ブログ「出版ロバの耳」が開きます。
posted by JCJ at 02:00 | TrackBack(0) | 政治・国際情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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